注目のスタートアップ

まちづくりスタートアップの「NEWLOCAL」が4億円調達

company

2025年5月20日、株式会社NEWLOCALは、総額4億円の資金調達を発表しました。

NEWLOCALは、不動産開発を中心としたまちづくり事業を展開しています。

独自の魅力があり、意思や行動力がある人びとが住む地域において、地域の思いに寄り添い、人・アイデア・資金を集め、スピード感・スケール感・再現性を持ったまちづくりを展開しています。

2025年5月現在、長野県野沢温泉村・御代田町、秋田県男鹿市、京都府丹後、石川県小松市の5地域で事業を展開しています。これまでに、宿泊施設や飲食店など12の施設を開発・運営しています。

2027年までに10地域への展開を計画しています。

今回調達した資金は、人材採用、新規エリア開拓、既存エリアにおける事業開発に活用します。


国内では少子高齢化の進行と東京への一極集中が深刻な課題となっています。地方では若年層の流出が続き、それにともなって人口や税収が減少し、地域の持続可能性が懸念されています。

過疎化が進行することで、地域社会の生産力や生活環境が損なわれ、住民の暮らしを維持することが困難になる可能性もあります。

こうした状況に対応するため、少子高齢化や人口減少に歯止めをかけることを目的とした「地方創生」が推進され、さまざまな取り組みが各地で進められています。

なかでも、まちづくりは地方創生を支える中核的な取り組みのひとつです。地域に活気が生まれることで消費が促進されるだけでなく、観光、商業、移住といった新たな人の流れも期待できます。

NEWLOCALは、地域の不動産を活用したまちづくりに取り組みながら、迅速な展開や他地域への応用が可能な仕組みづくりを重視し、再現性のあまちづくりとして多様な地域への展開を目指しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB NEWLOCAL まちづくり 不動産開発 地域 地域活性化 地方 地方創生 持続可能 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

Web会議の音声をリアル・タイムで文字起こしする「ObotAI Minutes」が10/1から提供開始
2020年9月9日、株式会社ObotAIは、「ObotAI Minutes」を、AIチャット・ボットを導入した企業・自治体向けに2020年10月1日から無償提供開始することを発表しました。 「Obot…
女性IT人材向け転職サービス「WAKE Career」などを展開する「bgrass」が1.25億円調達
2025年8月19日、bgrass株式会社は、総額1億2500万円の資金調達を発表しました。 bgrassは、女性IT人材向け転職サービス「WAKE Career」、女性IT人材向けフリーランス・副業…
調剤薬局向け電子薬歴システム「Musubi」を提供する「カケハシ」が76億円調達
2023年1月11日、株式会社カケハシは、総額約76億円の資金調達を実施したことを発表しました。 カケハシは、調剤薬局向け電子薬歴システム「Musubi(ムスビ)」、薬局向けデータプラットフォーム「M…
3次元レーザースキャナーによる空間測量の「クモノスコーポレーション」が10億円調達
2021年7月5日、クモノスコーポレーション株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 工事測量・外壁診断・建造物点検など、インフラ関連の事業を展開しています。 また、3次元(3…
契約業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供する「MNTSQ」が10億円調達
2023年9月19日、MNTSQ, Ltd.は、10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 出資者は、ALL STAR SAAS FUNDです。 MNTSQは、契約業務を変革するサービス「MNT…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集