創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年5月13日1人乗り小型モビリティロボット「mibot」を手がける「KGモーターズ」が13.9億円調達

2025年5月13日、KGモーターズ株式会社は、総額13億9000万円の資金調達を発表しました。
KGモーターズは、1人乗り小型モビリティロボット「mibot」を開発しています。
今回調達した資金は、量産工場「Mibot Core Factory(MCF)」での初期設備導入、初期ロットの量産試作・部材調達、量産のための設備投資、生産体制・品質管理体制の整備、マーケティング・ブランド認知拡大施策に活用します。
2025年10月の量産開始に向けた実行体制の構築を本格化し、「mibot」の量産フェーズに移行します。
ガソリンを燃料とする自動車や二輪車は、温室効果ガスの排出やエネルギー効率の悪さといった課題を抱えています。
世界的に環境対策が求められているなかで、これらの乗り物に代わる、より環境負荷の低い選択肢への転換が求められています。
そうした流れのなかで注目を集めているのが、電気自動車(EV)です。とくに日本においては、小型モビリティへの関心が高まっています。
現在、日本では4人以上が乗車可能な四輪自動車が普及しています。しかし実際には、平均乗車人数は1.31人と少なく、走行距離も比較的短いケースが多いため、こうした四輪車は、日本の実態に対して過剰な性能を備えていると言えます。こうした過剰性能はエネルギーの無駄遣いにつながっていることから、実態に即した、より小型で実用的なモビリティの導入が重要視されています。
このような背景を踏まえ、KGモーターズは、1人乗り小型モビリティロボット「mibot」を開発しています。高い安全性、ドアやエアコンを備えた快適性、維持コストの低さを特徴としています。
また、将来の自動運転を見据えた研究開発も進めています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | EV MaaS モビリティ 株式会社 次世代 自動車 自動運転 資金調達 量産 電気自動車 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年12月18日、neuet株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 シェア・サイクル・サービス「チャリチャリ」を運営しています。 街中にある専用ポートから自転車をすぐに借りられ、好き…
2024年1月17日、株式会社OPTEMOは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2024年1月10日に、社名を株式会社ジェイタマズから株式会社OPTEMOに変更しています。 O…
2023年10月6日、株式会社アストロスケールホールディングスは、株式会社みずほ銀行から10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、2023年2月発表の調達額と合わせたシリーズG調達…
2025年2月10日、ヴィタリテ株式会社は、5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスです。 ヴィタリテは、産後ケア施設「ヴィタリテハウス…
2025年1月10日、株式会社リライフテクノロジーは、資金調達を実施したことを発表しました。 リライフテクノロジーは、夫婦のお悩み相談から、解決、関係性整理(離婚)、再出発までをワンストップでサポート…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

