【農林水産省】令和7年度「野菜種子安定供給対策事業」公募

subsidy

農林水産省は、令和7年度「野菜種子安定供給対策事業」の公募について発表しました。

厳しい環境の中、世界各地に分散した生産によりリスク回避できる生産・供給構造をより盤石にするため、野菜種子の安定供給に資する施策を総合的に推進することを目的としています。

事業内容

海外採種地調査等事業

(1)海外採種地調査
海外における野菜種子の生産を安定的に行うため、海外の新たな採種地の現地調査を行います。

(2)海外採種地栽培適正試験
海外における野菜種子の生産を安定的に行うため、海外の新たな採種地の候補地において、採種に係る栽培適正試験(採種技術の向上を含む。)を行います。

国内採種技術等開発・実証事業

(1)国内採種地調査等事業
① 国内採種地調査
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内の新たな採種地の現地調査を行います。
② 国内採種地栽培適正試験
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内の新たな採種地の候補地において、採種に係る栽培適正試験(採種技術の向上を含む。)を行います。

(2)国内採種技術開発・実証
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内において効率的な種子生産や採種技術等の開発及び実証を行うほか、新規で採種に取り組む生産者への研修を行います。

(3)国内種子保管技術開発・実証
野菜種子を国内へ安定的に供給するため、国内において効率的や長期的な種子保管技術や種子伝染性病害の防除技術等の開発及び実証を行います。

公募期間

2025年1月31日(金)~2025年2月14日(金)


作物を栽培するためには、適切な種や苗が不可欠です。

とくに品種改良によって生み出された新品種を育てるには、その種苗を入手する必要があります。

現在、国内の種苗の供給は約9割が海外からの輸入であり、残りの約1割が国内生産のものとなっています。

しかし、近年では海外からの種苗供給において、国際情勢の変化や気候変動、人口増加などの影響によってさまざまな課題が生じています。

同時に、国内では少子高齢化により、採種農家の存続が危ぶまれています。

こうした状況を踏まえ、農林水産省は海外での新しい採種地の開拓や国内での採種の促進に向けた取り組みを積極的に支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。



読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 公募 助成金 品種改良 安定供給 種子 補助金 農林水産省 農業 野菜 野菜種子安定供給対策事業
補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
2024年は上限金額がアップ!東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」2次公募
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」のご案内です。 先進的な省エネ設備や、工場・事業場に合わせた特注品、電化や脱炭素目的の燃転を伴う設備等の更新費用の一部を支援する補助金です。 工場…
中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」2023年度第10期公募
2023年9月12日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」の2023年度第10期の公募開始予定について発表しました。 スタートアップの成長加速化を支…
AIとロボットを活用したスマート農業を推進する「AGRIST」が資金調達
2024年7月1日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AGRISTは、農業ロボットの開発や、農業AIの開発、次世代農場事業などを展開しています。 これまで公民連携やキュウ…
「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」補助金 2次公募が開始
2023年6月5日、観光庁は、「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の2次公募を開始したことを発表しました。 本格的な再開が見込まれるインバウンドの地方誘客や観光消費の…
「酒類業振興支援事業費補助金」
国税庁は、「酒類業振興支援事業費補助金」の公募について発表しました。 日本産酒類の輸出拡大及び酒類業の経営改革・構造転換に向けて、酒類事業者による、日本産酒類のブランディング、インバウンドによる海外需…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集