注目のスタートアップ

生成AIを軸に企業の課題に応じたカスタマイズ型ソリューションを提供する「カサナレ」が資金調達

company

2024年11月27日、カサナレ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は2.25億円となりました。

カサナレは、生成AI基盤モデルの性能を最大限に引き出し、企業の課題に合わせたカスタマイズ型ソリューションを提供しています。

独自技術「カサナレテクノロジーピース」は、LLM OpsやRAG技術を組み合わせることで、企業や部署ごとに最適化されたAIアプリケーションの開発・運用を実現しています。

今回の資金調達は、サービスのデリバリー体制の強化と、スケーラブルな組織基盤の構築を目的としています。


生成AIとは、自然言語による指示をもとにテキストや、画像、音声などを自動生成する人工知能の一分野です。

たとえば、OpenAI社が開発したChatGPTは、質問への回答や要約、文章の執筆、プログラミングといった多様なタスクをこなす汎用性を持ち、世界中で注目を集めています。このような生成AIは、革新的な技術として市場においても急速に成長を遂げています。

企業では、生成AIを活用して業務の効率化を図る動きが進んでいます。たとえば、顧客対応の自動化やドキュメントの生成、データ分析支援など、さまざまな場面でその可能性を発揮しています。しかし、生成AIは特定の企業のプロダクトやサービスに最適化されているわけではないため、企業独自の情報や専門知識を反映させるためには、AIモデルのチューニングやカスタマイズが必要となります。

カサナレは、生成AIの潜在能力を最大限に引き出し、現場で実際に役立つソリューションを提供しています。

利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、システム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AI活用 BtoB Kasanare LLM アプリケーション カサナレ カスタマイズ サービス ソリューション 最適化 株式会社 生成AI 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ローンディール」と「東京大学協創プラットフォーム開発」がオープン・イノベーションの加速で事業連携
2020年12月7日、株式会社ローンディールは、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社との事業提携を行うことを発表しました。 ローンディールは、企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」…
学⽣向けフードデリバリーアプリ「PECOFREE(ペコフリー)」を運営する「PECOFREE」が資金調達
2024年10月28日、株式会社PECOFREEは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、アグリビジネス投資育成株式会社です。 PECOFREEは、学⽣向けフードデリバリーアプリ「PECO…
簡単にブロックチェーンを構築できるクラウドサービス「G.U.Blockchain Cloud」提供の「G.U.テクノロジーズ」が2.6億円調達
2022年3月8日、G.U.テクノロジーズ株式会社は、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ethereum互換ブロックチェーン構築クラウドサービス「G.U.Blockcha…
インパクト可視化プラットフォームを展開する「インパクトサークル」が3.35億円調達
2024年11月7日、インパクトサークル株式会社は、総額3億3500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インパクトサークルは、インパクト可視化プラットフォームを構築しています。 インパクト創…
恋愛に特化したメタバース「Memoria」を開発する「Flamers」が1億円調達
2022年10月11日、株式会社Flamersは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Flamersは、恋愛特化メタバース「Memoria」の開発や、長期インターンの求人サービス「Vo…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集