注目のスタートアップ

森林資源を活用した事業創造に取り組む「このほし」が資金調達 森の宿泊サービス「awake」など2事業を立ち上げ

company

2024年10月1日、株式会社このほしは、資金調達を実施したことを発表しました。

このほしは、森林が持つ多様な価値を創出し、地域に新たな資源と経済の循環を生み出すことを目指し、森林資源を活用した事業創造に取り組んでいます。

今回の資金調達により、森の宿泊サービス「awake」と、「あなたの森の相談窓口」の2事業を立ち上げます。

森の宿泊サービス「awake」は、オフグリッドのキャビンを設置し、森林の中での宿泊体験と森林を有する地域の文化・営みを体験型アクティビティとして提供するサービスです。

「あなたの森の相談窓口」は、相続した森林の場所がわからない、所有する森林の活用法が知りたいなど、森林所有者の悩みに応えるサービスです。公的書類にもとづき、森林の現状を推計し、利活用の方法をアドバイスします。

ほかに、行政・民間企業向けの森林資源活用コンサルティング事業や、リジェネラティブ人材育成事業、森の教育事業「このほし森の学校」を展開しています。


日本は国土の2/3が森林で覆われている国です。

しかしながらこの森林資源は適切に活用されているとは言いがたい状況にあります。

たとえば、1955年においては、木材自給率は9割以上ありましたが、現代は2割から3割程度にまで低下しています。

森林は、木材を生産するというだけでなく、生物多様性の保全、地球環境の保全、土砂災害防止、土壌保全、水源の保全、環境形成など多様な機能を担っています。

近年は、SDGs(持続可能な開発目標)の推進もあり、こうした森林機能への注目が高まっており、森林資源の活用に取り組む企業などが増えてきています。

このような背景のもと、このほしは、森林資源を活用した事業創造に取り組み、森林の価値を創出し、地域に資源と経済の循環を生み出すことを目指しています。

事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ awake BtoB アクティビティ このほし コンサルティング 体験 体験型 宿泊 株式会社 森林 活用 資源 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ドローン・AI事業やエアー・モビリティ事業の「A.L.I. Technologies」が23.1億円調達
2019年11月28日、株式会社A.L.I. Technologiesは、総額23億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 以下の事業を展開しています。 「ドローン・AI事業」 オリジ…
合成生物ベンチャーの「Logomix」が5億円調達
2023年2月8日、株式会社Logomixは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Logomixは、東京工業大学発の合成生物ベンチャーです。 ゲノム大規模構築技術「Geno-Writi…
副業マッチング・サービス運営の「シューマツワーカー」が「副業系サービスカオスマップ 2020年版」を公開
株式会社シューマツワーカーは、2020年12月25日(金)に「副業系サービスカオスマップ 2020年版」を公開したことを発表しました。 「副業系サービスカオスマップ 2020年版」は、計186の副業系…
フリーランスIT人材のマッチングサービス「フリエン」などを展開する「アン・コンサルティング」が1.1億円調達
2022年11月16日、アン・コンサルティング株式会社は、総額1億1,135万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アン・コンサルティングは、フリーランスIT人材のマッチングサービス「フリエン」…
賞味期限間近の商品などをお得に販売するECサイト「Kuradashi」を運営する「クラダシ」が6.5億円調達
2022年7月6日、株式会社クラダシは、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラダシは、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営しています。 賞味期限間近の商…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集