注目のスタートアップ

不妊症・不育症の治療を補助する検査サービス「Revorf」が資金調達

company

2024年8月26日、株式会社Revorfは、資金調達を実施したことを発表しました。

Revorfは、独自のバイオ技術と生体情報の高度計算処理を用いた医療技術・創薬基盤の開発に取り組んでいます。

現在、不妊症・不育症の治療を補助する検査サービス「β2GPIネオセルフ抗体検査」の提供、生体情報の高度計算処理によるデータ解析・AI開発事業、量子インスパイアード最適化ソリューション「SQBM+」を活用したタンパク質のアロステリック制御予測を高精度化する技術の開発を行っています。

今回の資金調達により、社内体制の整備と市場拡大に向けた取り組みを加速させていきます。


国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」(2015年)によると、不妊を心配したことがある(または現在心配している)夫婦の割合は35.0%で、子どものいない夫婦では55.2%となっています。

さらに実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は全体で18.2%で、子どものいない夫婦では28.2%となっています。つまり約5組に1組が検査や不妊治療の経験があるということです。

少子化は国内における重要な課題のひとつであり、子どもを望んでいるのに妊娠できない不妊を治療する取り組みは今後も重要性が高まっていくことが予測されます。

不妊治療では不妊の原因を突き止め、適切な治療法を提示することが重要です。

Revorfが提供する不妊症・不育症の治療を補助する検査サービスは、従来原因不明とされ、妊娠や生児獲得に至らない患者に対し、新たな治療法を提示できる可能性がある検査を提供しています。

この検査は、国内の有力医療機関による研究において、反復着床不全および子宮内膜症に罹患している不妊症の方の約30%、不育症の方の約20%が陽性であることが確認されています。

研究開発型のビジネスでは資金調達が非常に重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Revorf サービス タンパク質 ネオセルフ抗体 バイオテクノロジー バイオ技術 不妊 不妊治療 創薬 医療 基盤 抗体 株式会社 検査 治療 生体情報 補助 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「求人ジャーナル」と企業向けにSEOコンテンツ制作に関する人材教育・リスキリング事業を行う「アクリファ」が資本業務提携
2023年6月9日、株式会社求人ジャーナルは、株式会社アクリファと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 アクリファは、SEOコンテンツ制作に関する人材教育・リスキリング事業や、内製化支援事…
抹茶の飲用機会をグローバルに広げる「World Matcha」が約1億円調達
2019年12月5日、World Matcha株式会社は、総額100万ドル(約1億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 新しいソリューションを通じ、抹茶の飲用機会を世界的に広めていくことをミッ…
太陽光発電所を所有・運営する「日本ベネックス」が三菱UFJ銀行の「脱炭素推進支援ローン」により2億円調達
2022年7月15日、株式会社日本ベネックスは、株式会社三菱UFJ銀行が提供する「脱炭素推進支援ローン」により、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本ベネックスは、1957年に創業した長…
ヘルスケア・医療向けIoTセンサー開発の「クォンタムオペレーション」が資金調達
2020年2月6日、株式会社クォンタムオペレーションは、資金調達を実施したことを発表しました。 ヘルスケア・医療分野におけるIoTデバイス「バイタルバンド」を開発しています。 アナログ・データのデジタ…
食品流通業界のマーチャンダイジング業務のDXソリューションを展開する「デリズマート」が資金調達
2025年4月14日、株式会社デリズマートは、資金調達を発表しました。 デリズマートは、食品流通業界のマーチャンダイジング業務のDXソリューション「デリズマート(Delizmart)」を展開しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集