創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年4月26日衛星データを活用した森林モニタリング・自然由来カーボンクレジット向けモニタリングソリューションを開発する「Archeda」が資金調達

2024年4月23日、株式会社Archedaは、資金調達を実施したことを発表しました。
Archedaは、衛星データを活用した森林モニタリング・自然由来カーボンクレジット向けのモニタリングソリューション「Green Insight」を開発しています。
衛星データを活用した、森林モニタリングと、自然由来カーボンクレジット向けのモニタリングの2つの機能を有する解析エンジン/Webサービスです。
森林モニタリングでは、林業関連企業・自治体・インフラ企業などに向け、森林資源量推定や森林管理に必要な解析ソリューションを提供します。
自然由来カーボンクレジット向けモニタリングでは、国内外のクレジット制度の中でも自然由来系の方法論にフォーカスし、創出・品質評価・プロジェクト監視などのDMRVに向けたソリューションを提供します。
現在、複数地域で実証実験を行っています。
今回の資金は、事業開発・プロダクト開発の加速を目的とした人材採用の強化に充当します。
地球全体の平均気温は長期的な視点で上昇しており、今世紀末には最大で約4.8℃上昇するという予測もあります。
この気温上昇が続くと、海面上昇による土地の減少、干ばつの増加、大規模災害の増加、生物多様性の損失など、さまざまなリスクが高まります。
そのため、世界的に二酸化炭素(CO2)を含む温室効果ガスの削減に向けた取り組みが進んでいます。
カーボンクレジットは、森林保全活動などでの二酸化炭素の削減・吸収に対するクレジットを発行し、取引を可能にする仕組みです。
カーボンクレジットを発行するためには、排出量の削減や吸収・除去の正確な効果を算定・モニタリングする必要があります。
そのため、森林や自然由来のカーボンクレジットにおいては、資源量の算定や排出量の削減、管理などの業務を行うシステムが求められています。
事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Archeda BtoB Green Insight カーボンクレジット モニタリング 株式会社 森林 森林モニタリング 環境 自然由来 衛星データ 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年12月13日、自然電力株式会社は、「自然ファンド(SHIZEN Fund)」を設立することに合意したことを発表しました。 これは、自然エネルギー発電所の開発や、保有・運営事業への共創投資プラ…
2024年6月6日、株式会社3DCは、総額5億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は各種助成金なども含め14.8億円となりました。 3DCは、カーボン…
2020年10月15日、株式会社pringは、株式会社ミロク情報サービスと資本業務提携したことを発表しました。 pringは、送金アプリ「pring」や、法人から個人への送金サービス「業務用プリン」、…
2021年9月15日、株式会社Swishは、総額6,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 レイアウト図面から概算見積もりを自動作成するサービス「Swish」を開発しています。 空間リニュ…
2021年10月11日、Bioworks株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 生分解性とCO2排出削減効果の2つの特性を持つポリ乳酸を使用したバイオプラスチック「PlaX」を製造・販売し…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…