令和5年度「持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業」公募

subsidy

農林水産省は、令和5年度「持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業」の公募について発表しました。

令和4年度からの加工食品の原料原産地表示の本格施行や、原材料価格の高騰等により、加工食品の原材料における国産回帰の動きが見られることから、これを後押しするため、加工食品の製造過程における中間製品としての砂糖の調製品等について、最終製品メーカー等の国産中間製品への置き替えを促すこと等により、国内で生産された砂糖の需要拡大を図ります。

事業内容

加糖調製品に係るニーズ調査

新たな加糖調製品の国内市場のニーズを把握するために必要な文献調査、ネット調査、消費者や菓子企業等へのマーケティング調査等に係る経費等(一部の食品製造事業者等における商品のPRを目的としたものは対象としない)。

国産の加糖調製品の開発

砂糖と主原料を混合した国産の加糖調製品の開発及びそれに必要となる原材料、機械設備の導入、機器の借上げ、コンサルタント等並びに開発した加糖調製品の成分分析等に係る経費等。

販路拡大のためのマッチング・PR

国産の加糖調製品又は当該調製品を活
用した新たな製品の販路拡大に必要な見本市・展示会・商談会等開催や、開発した製品の広告宣伝費、表示の変更に係る経費、PR・プロモーション資材作成等に係る経費等(販路拡大のためのマッチング・PRに当たっては、必ず国内製造の砂糖を使用していることをその要素に加えること)。

甘味資源作物の他用途利用に係る取組

さとうきび等甘味資源作物のSAF等への他用途利用について、甘味資源作物関係者、他用途に係るサプライチェーン関係者、自治体、地域住民等の認知を向上させる情報発信等に係る経費等。

公募期間

2024年4月9日(火)~2024年5月10日(金)17:00


世界情勢の変動に伴い、原材料価格の上昇や物資の入手の困難さといった課題が生じています。このような状況下で、国内では原材料の国内生産へのシフトが進行しています。

砂糖は様々な食品の製造に欠かせない原材料の一つです。特に沖縄県と鹿児島県で生産され、沖縄県では約7割の農家が砂糖の栽培に携わっています。

今回の「持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業」は、砂糖などの新たな需要を開拓を支援するものです。

具体的には、加糖調製品に係るニーズ調査、国産の加糖調製品の開発、販路拡大のためのマッチング・PR、甘味資源作物の他用途利用に係る取組を支援します。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。

さらに、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ サトウキビ 持続的畑作生産体制確立緊急支援事業 持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業 砂糖 砂糖等の新規需要開拓支援事業 農林水産省 需要拡大
詳細はこちら

令和5年度持続的畑作生産体制確立緊急支援事業のうち砂糖等の新規需要開拓支援事業の公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【農林水産省】令和7年度「外食事業者等の地場産食材マッチング・活用促進実証事業」公募
農林水産省は、令和7年度「外食事業者等の地場産食材マッチング・活用促進実証事業」の公募について発表しました。 事業内容 外食産業等において地場産食材(ブランド野菜・畜産物等)の活用を促進し、付加価値向…
「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策」
農林水産省は「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策」として、支援策を事業目的別・事業者毎などでまとめ公開しています。 農林水産省による支援としては、以下の13の項…
「就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金)」助成金
「就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金)」のご案内です。 農業への人材の一層の呼び込みと定着を図るため、経営発展のための機械・施設等の導入を地方と連携して親元就農も含めて支援するとともに…
令和6年度「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」募集開始
農林水産省は、令和6年度「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」の募集を開始したことを発表しました。 食と食文化の魅力を伝えることでインバウンド誘致を図る取組を行う農泊地域などを農林水産…
令和5年度「米粉利用拡大支援対策事業のうち米・米粉消費拡大対策事業」補助金
農林水産省は、令和5年度「米粉利用拡大支援対策事業のうち米・米粉消費拡大対策事業」の公募について発表しました。 我が国で自給可能な穀物である米及び米を原料とした米粉の消費拡大に向けて、米・米粉や米粉製…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集