令和6年度「野菜種子安定供給対策事業」(2次公募)

subsidy

農林水産省は、令和6年度「野菜種子安定供給対策事業」の2次公募について発表しました。

世界各地に分散した生産によりリスク回避できる生産・供給構造をより盤石にし、野菜種子の安定供給に資する施策を総合的に推進することを目的としています。

事業内容

1 海外採種地調査等事業

(1)海外採種地調査
海外における野菜種子の生産を安定的に行うため、海外の新たな採種地の現地調査を行います。

(2)海外採種地栽培適正試験
海外における野菜種子の生産を安定的に行うため、海外の新たな採種地の候補地において、採種に係る栽培適性試験を行います。

2 国内採種技術等開発・実証事業

(1)国内採種地調査
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内の新たな採種地の現地調査を行います。

(2)国内採種地栽培適正試験
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内の新たな採種地の候補地において、採種に係る栽培適性試験を行います。

(3)国内採種技術開発・実証
国内における野菜種子の生産を安定的に行うため、国内において、効率的な種子生産や採種技術等を開発・実証を行うほか、新規で採種に取り組む生産者への研修を行います。

(4)国内種子保管技術開発・実証
野菜種子を国内へ安定的に供給するため、国内において効率的な種子保管技術や種子伝染性病害の防除技術を開発・実証を行います。

公募期間

2024年3月29日(金)~2024年4月30日(火)


作物を栽培するためには、適切な種や苗が不可欠です。

とくに品種改良によって生み出された新品種を育てるには、その種苗を入手する必要があります。

現在、国内の種苗の供給は、約9割が海外からの輸入であり、残りの約1割が国内生産のものとなっています。

しかし、近年では海外からの種苗供給において、国際情勢の変化や、気候変動、人口増加などの影響によってさまざまな課題が生じています。

同時に、国内では少子高齢化により、採種農家の存続が危ぶまれています。

こうした状況を踏まえ、農林水産省は海外での新しい採種地の開拓や国内での採種の促進に向けた取り組みを積極的に支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。

さらに、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 令和6年度 公募 助成金 安定供給 種子 補助金 農林水産省 農業 野菜 野菜種子安定供給対策事業
詳細はこちら

令和6年度野菜種子安定供給対策事業(2次公募)に係る公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【市村清新技術財団】「新技術開発助成」中小企業の革新的な技術開発を最大2400万円助成
公益財団法人市村清新技術財団は、第115回(2025年第1次)「新技術開発助成」の公募について発表しました。 独創的な新技術の実用化を狙いとした助成事業です。基本的技術の確認が終了し、実用化を目的にし…
令和6年度補正予算「持続化補助金」の概要
中小企業庁は、令和6年度補正予算「持続化補助金」の概要について発表しました。 ポイント ・商工会・商工会議所等と一体となって経営計画を作成し、当該計画に基づいて行う販路開拓等の取り組みを支援すべく、「…
令和7年度「経営継承・発展等支援事業」 地域農業の担い手を支援
令和7年度「経営継承・発展等支援事業」のご案内です。 地域計画のうち目標地図に位置づけられ、地域農業の担い手の経営を継承した後継者等が、経営継承後の経営発展に関する計画(販路の開拓、新品種の導入、営農…
SenSprout、総額1億4,500万円の資金を調達
農業センサの開発販売を行う株式会社SenSproutは、第三者割当増資を実施。平成30年9月5日に総額1億4,500万円の資金調達を完了しました。 今回はSpiral Ventures Japan 有…
「IT導⼊補助⾦2025」概要が公開
「IT導入補助金2025」のご案内です。 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集