超高純度リチウム回収技術の事業化を進める「LiSTie」が1億円調達
2026年7月31日、LiSTie株式会社は、総額1億円の資金調達を発表しました。
LiSTieは、超高純度リチウム回収技術「LiSMIC」の開発と事業化を進めています。
この技術を核に、2次流通であるリサイクルリチウムの販売や、資源国での技術導入による1次流通販売、さらには核融合燃料であるトリチウム生成に必要な材料リチウム6の販売を目指しています。
今回調達した資金は、「LiSMIC」の開発および事業化の推進に活用します。
リチウムは、現代社会を支える重要な資源のひとつです。とくに、電気自動車や蓄電システムなどに利用されるリチウムイオン電池の主要材料として不可欠な存在であり、脱炭素化やエネルギー転換の進展に伴って、その需要は今後さらに拡大すると見込まれています。また、リチウムはガラス・セラミックスの高機能化、航空宇宙分野、医薬品など、電池以外の用途でも活用されており、産業基盤を支える戦略的資源として重要性が高まっています。さらに、将来のエネルギー技術として期待される核融合炉においても、燃料となるトリチウムの製造にリチウムが必要とされます。
一方で、リチウム資源は南米やオーストラリアなど特定地域に偏在しており、需要拡大による価格変動や供給リスクが課題となっています。そのため、安定的な資源確保に加え、使用済み電池などからリチウムを回収するリサイクル技術の向上が求められています。
こうした背景のもと、LiSTieは超高純度リチウム回収技術「LiSMIC」の開発と事業化に取り組んでいます。従来技術では回収が困難だった不純物を多く含むリチウム埋蔵源から、低環境負荷で高純度リチウムを回収し、貴重な資源を社会の中で循環させる仕組みの構築を目指しています。
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