創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月31日「令和6年度持続的生産強化対策事業のうちGAP拡大推進加速化(うち農産分)」補助金

農林水産省は「令和6年度持続的生産強化対策事業のうちGAP拡大推進加速化(うち農産分)」の公募について発表しました。
都道府県GAP指導体制に位置付けた者(GAP指導員等)を対象に、国際水準GAPガイドラインの内容を修得させ、国際水準GAPの指導を推進することを目的とし、以下の取り組みを支援します。
1 検討会の開催
2 研修会の開催等
3 指導の事例収集
提出期限
2024年2月28日(水)17:00
GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)は、食品安全・環境保全・労働安全などの持続可能性を確保しながら農産物の生産を行うための取り組みです。
食品の安全性向上・環境保全・労働安全だけでなく、農業経営の改善や効率化にもつながるとされています。
農林水産省は、2010年に「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」を策定し、さらに国際水準に引き上げるため、2022年に「国際水準GAPガイドライン」を策定しました。
国際水準GAPが作成された背景には、農林水産業において輸出の重要性が高まっていることが挙げられます。
日本はさらなる人口減少が予測されており、生産物の需要が落ち込んでいきます。したがって、農林水産業の成長のためには海外需要を開拓することが重要です。
日本の農産物は日本食ブーム・健康志向・高品質などの観点から海外でも高く評価されています。一方で、安全性などの観点からは国外の基準に適合しないことも多く、これが輸出のハードルとなっているという課題を抱えています。
国際水準GAPの実践は生産物の輸出拡大にとっても資するものです。したがって、国際水準GAPの認知・普及の取り組みが重要となっているのです。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | SDGs 令和6年度 拡大 持続的生産強化対策事業 補助金 農林水産省 農業 食品 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都職業能力開発協会は、「全国技能競技大会等選手育成強化補助金」及び「技能グランプリ・技能五輪全国大会出場支援補助金」について、2023年度の募集を開始したことを発表しました。 全国技能競技大会等選…
中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(第5回)」の公募要領を公開しました。 令和6年能登半島地震により、生産設備や販売拠点が大規模な損害を受け、顧客や販路の損失という状況に直面している被災地域の小…
中小企業庁は、令和5年度予備費 被災商店街等再建支援事業「商店街にぎわい創出事業」の3次公募について発表しました。 令和6年能登半島地震により影響を受けた地域のうち石川県、富山県、新潟県、福井県の県内…
2025年4月22日、株式会社TWOは、7億5000万円の資金調達を発表しました。 TWOは、フードブランド「2foods」を手がけています。 植物由来の原材料を使用し、独自の視点とテクノロジーをかけ…
令和5年度「中小企業子ども・子育て支援環境整備助成事業(くるみん助成金)」の申請受付が開始されました。 この助成金は、くるみん認定・くるみんプラス認定・プラチナくるみん認定・プラチナくるみんプラス認定…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

