「ノウフク・アワード 2023」 応募期間8/28~10/20

subsidy

「ノウフク・アワード2023」が開催されます。

これまでノウフクを実践してきた人々や様々な取り組みに光を当てて、その事例を発掘・表彰するものです。

応募対象者

農林水産業で障害者等の多様な能力が発揮され、農林水産分野、福祉分野が抱える様々な課題の解決の実現を図ることに加え、障害者等の社会参画の実現、地域農業の維持・発展、更には地域活性化にも貢献している団体や企業、個人など。

募集テーマ

アワードの対象となる取り組み例。
・農業経営体が障害者等を直接雇用している取組
・社会福祉法人等が運営する障害福祉サービス事業所が自ら農業を行う取組、または自ら生産した農産物等を使って加工食品の製造を行う取組
・社会福祉法人等が農業法人を設立し、当該農業法人において障害者等が農業を行う取組
・農業法人が障害福祉サービス事業所を設立し、当該事業所の障害者等がその農業法人の農場等で農業を行う取組
・農業経営体と障害福祉サービス事業所が農作業に関する請負契約を締結して、障害者等が施設外就労で農作業等を行う取組
・地域内または近隣の市町村等の農業経営体や障害福祉サービス事業所と連携して、これらから農産物等を仕入れて、障害福祉サービス事業所等が加工食品の製造を行う取組
・企業や協同組合などが自ら、または特例子会社を設置して障害者等を雇用し、農業を行う取組
・NPO法人等が中間支援組織となって、農業経営体と障害福祉サービス事業所とをマッチングさせ、障害福祉サービス事業所の障害者等が農業経営体に出向いて農作業等を行う取組
・地方公共団体等が支援して農福連携を行っている取組
・その他、地域における農福連携の定着に向けた取組、障害者等の農林水産分野での活躍を見据えた取組、生活介護や放課後等デイサービス、高齢者の介護予防など福の広がりに関する取組等、未来につながる取組

募集期間

2023年8月28日(月)~2023年10月20日(金)まで


農福連携とは、障害者・高齢者・生活困窮者・触法障害者などが農業分野で活躍することを通じ、自信・生きがいを持って社会参画を実現する取り組みのことです。

この取り組みは、障害者などの就労や生きがいを創出するとともに、担い手不足・人手不足が進む農業分野の人材の課題を解決できる可能性があります。

農福連携における農業活動は、農的活動、ゆるやか農業、農業の3段階に分けられます。

農的活動では、農業を通じた健康づくり・生きがいづくり・社会参加・リハビリテーションを目的としています。

ゆるやか農業は、ゆるやかに農業に従事するものです。仕事として報酬を得られるケースもありますが、主な目的は社会参加・就労経験を積むことなどにあります。

農業は、仕事として農業に従事し、生活のための対価を得ることを目的としています。

農業には、耕起、種まき、収穫、発送などさまざまな作業があり、障害者などの身体状況・精神状況・作業能力に応じた仕事を設計することが比較的容易であるという特徴があります。また、農業経営者自身も同じ現場で、目に見える範囲で仕事をしていることも重要な特徴です。

「ノウフク・アワード」は、こうした農福連携に取り組む団体・企業・個人を発掘・表彰し、農福連携を推進することを目的としています。

社会課題をビジネスで解決するには多くの困難がつきまといますが、意義のある大きな取り組みです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。

また、ビジネスの成長には資金調達も欠かせません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ コンテスト ノウフク・アワード2023 福祉 農林水産 農業 農福 障害者
詳細はこちら

ノウフク・アワード 2023

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインストア「HERALBONY」に「ジグザグ」の越境EC支援サービス「WorldShopping BIZ チェックアウト」が導入
2021年1月25日、株式会社ジグザグは、株式会社ヘラルボニーが運営するオンライン・ストア「HERALBONY(ヘラルボニー)」に、「WorldShopping BIZ チェックアウト」を2021年1…
8月5日 青果物(野菜・果実)の卸売価格速報値
農林水産省は青果物の卸売価格を毎日更新し、ホームページで公表しています。 日別情報については速報性を重視し、取引当日の情報をもとに取りまとめています。 数値は主要卸売市場を合計したものです。表にない品…
農産物流通プラットフォーム「農家の直売所」運営の「農業総合研究所」が5.6億円調達
2020年10月14日、株式会社農業総合研究所は、総額5億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、JR東日本と福岡ソノリクとの間で、資本業務提携契約を締結したことも発表しました。…
マメ科の植物・バタフライピーを活用した食品・化粧品の販売・研究などを展開する「バタフライピー研究所」が資金調達
2023年10月2日、株式会社バタフライピー研究所は、資金調達を実施したことを発表しました。 バタフライピー研究所は、マメ科の植物「バタフライピー」を活用して食品・化粧品の販売・研究などを行うバイオテ…
農業用自動収穫ロボットや次世代農業パッケージを開発する「AGRIST」が資金調達
2022年10月7日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 農業用自動収穫ロボットの開発や、自動収穫ロボットに最適化したビニールハウスの開発、農業AIの開発などを行っています…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集