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2023年8月9日クラウド型養豚経営支援システム「Porker」を手がける「Eco-Pork」に「オイシックス・ラ・大地」の投資子会社が投資を実行

オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」は、株式会社Eco-Porkに、2023年6月に投資を実行したことを発表しました。
Eco-Porkは、養豚経営支援ツール「AI Farm Manager Porker」や、連携するIoT機器などを開発・販売しています。
豚舎で起こるすべてをテクノロジーによって見える化することで、経営・生産の改善を支援するクラウドサービスです。また、各種IoT機器と連携し業務効率化も実現します。
今回の資金は、プロダクト開発や、体制強化に充当します。
畜産は農業総産出額の約3割ほどを占め、養豚はそのうちの約2割を占めています。
人間はタンパク質を常に外部から補給する必要があることから、こうした食肉は重要な食料として生産が続けられています。
一方、世界では人口が急激に増加しており、それに伴い肉の生産量・消費量が増加しています。
家畜を育てるには飼料・水が必要となりますが、現在のペースだと、飼料を栽培するための農地が不足することが想定されているほか、農地を確保するための森林破壊などによって環境に大きなダメージが与えられています。
この対策のため、肉食を減らし、豆類などからタンパク質を摂取するほうが望ましいという意見が広がってきています。
そのため、今後は豆類などから作られた代替肉が市場で大きなシェアを獲得していくことになると考えられますが、一方で本物の食肉が完全に駆逐されることはないだろうとも考えられます。
国内の養豚農家は、少子高齢化による人手不足や担い手の減少などによって減少傾向にあり、2022年には全国に3,590戸(前年比260戸減)となっています。一方で1戸あたりの飼養頭数は増加しており、養豚の大規模化が進められているという状況にあります。
こうした中、養豚業を含む畜産業では、効率化を図り、環境負荷を低減しながら、持続的に生産を行っていくための仕組みづくりが重要となっています。
Eco-Porkは、養豚経営支援ツール「Porker」とIoT機器の提供により、養豚業のDX(デジタルフォーメーション)に貢献しています。
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また、大規模なシステム整備には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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