注目のスタートアップ

登山地図アプリ「YAMAP」などを手がける「ヤマップ」に「九州発ジャパン・エボリューション・ファンド」が出資

company

2023年7月18日、MCPアセット・マネジメント株式会社は、運営する九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合(JEF)が、株式会社ヤマップに出資を実行したことを発表しました。

また、JEFは今回の出資に伴い監査役を派遣し、ヤマップへの支援強化を図ります。

ヤマップは、登山地図アプリ「YAMAP」や、登山・アウトドアのセレクトショップ「YAMAP STORE」、登山・アウトドアのWebマガジン「YAMAP MAGAZINE」、自治体・企業向けのアウトドア事業開発事業を手がけています。

「YAMAP」アプリは、事前に登山地図をダウンロードすることで、電波の届かない山でも地図を見ることができる登山地図アプリです。

地図機能以外に、山の情報の検索、登山計画の作成、天気予報、登山中の位置情報の家族などへの通知機能、活動日記といった、登山を便利に楽しくする機能を搭載しています。


700万人前後であるといわれる登山人口。とくに60歳以上の年齢層で人気のアウトドアとなっています。

日本は至る所に山があり、登山をするには事欠かない国です。山はそれぞれ特色があるほか、初心者でも登山できるよう、整備された山も数多くあります。

だからといって事前の準備をせず、軽装で登ると大きくリスクが上がってしまいます。

とくに登山では地図・コンパスなど、道迷いを防ぐためのアイテムはもっとも重要なもののひとつとなっています。

近年は、現在位置を示してくれる登山用GPSなども充実しており、登山者はこうしたアイテムを活用しています。

また、登山用のアプリを利用すれば、わざわざ高価な登山用GPSを購入しなくても、地図に自身の場所を表示できるため、より便利に登山を行うことができます。

「YAMAP」は、こうした登山地図アプリであり、多くの登山者に利用されています。

企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ YAMAP アウトドア ジャパン・エボリューション・ファンド マップ ヤマップ レジャー 出資 地図アプリ 株式会社 登山 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「エアドア」が7,500万円調達 オンライン賃貸プラットフォーム「airdoor」を正式リリース
2022年2月2日、株式会社エアドアは、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また「airdoor(エアドア)」を正式リリースしたこともあわせて発表しました。 「airdoor」…
「ONE SLASH ONE」が資金調達 次世代型マイクロジム「1/workout」のプロトタイプを公開
2022年5月9日、株式会社ONE SLASH ONEは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、次世代型マイクロジム「1/workout」のプロトタイプを公開したことも併せて発表しました。 「…
農業用自動収穫ロボットや次世代農業パッケージを開発する「AGRIST」が資金調達
2022年10月7日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 農業用自動収穫ロボットの開発や、自動収穫ロボットに最適化したビニールハウスの開発、農業AIの開発などを行っています…
食に特化した事業承継プラットフォームを展開する「まん福ホールディングス」が12億円調達
2024年6月3日、まん福ホールディングス株式会社は、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 まん福ホールディングスは、食に特化した事業承継プラットフォームとして、後継者が不在にある食に…
総合的な菌ケアサービスを展開する「KINS」が15億円調達
2023年10月4日、株式会社KINSは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 KINSは、総合的な菌ケアサービスを展開しています。 自社でコンシューマーヘルスケア事業、クリニック事…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集