注目のスタートアップ

健康管理アプリ「カロミル」を提供する「ライフログテクノロジー」と「バリューHR」が資本業務提携

company

2023年6月28日、ライフログテクノロジー株式会社は、株式会社バリューHRと、資本業務提携を行ったことを発表しました。

ライフログテクノロジーは、人びとの健康への行動変容を促す健康管理アプリ「カロミル」を提供しています。

食事の写真を撮影することで毎日の食事を記録し、AIによって自動で栄養素を計算し登録するアプリです。

また、体重・血圧・血糖値も写真を撮って自動で記録できます。さらに、推論AIによって3か月後の体重予測を行い、ダイエットに向けたアドバイスも行います。

協業の第1弾として、ChatGPTを活用した対話型「AI食事相談チャット(β)」を活用した、新たな保健指導プログラムを共同開発します。

対話型のAIによる相談チャット機能を実装することで、保健指導の対象者は、管理栄養士の栄養指導に加え、AIチャットにより24時間いつでも栄養・食事相談が可能となります。


人間が健康を保つには、定期的な運動、バランスのとれた食事、適切な睡眠が必要です。

とくに現代は、運動・食事・睡眠すべてにおいて課題を抱えている人が多く、こうした生活習慣を改善することが重要となっています。

食生活の偏りを改善するには、日々の食事を記録し、さらにその栄養素を計算することが必要となります。この計算と記録は日常生活において負担となるため、実施したくてもできない、あるいは実施しても続かないということが課題となっています。

そこで注目されているのが栄養記録などができる健康管理アプリです。

ライフログテクノロジーの健康管理アプリ「カロミル」は、写真を撮るだけで食事に含まれている栄養素を自動で計算し記録するため、計算・記録の負担を大きく軽減します。

また、生活習慣病の発症リスクが高いものの、生活習慣の見直しや改善によってリスク軽減が期待できる人を対象に行われる指導である「特定保健指導」にも対応しており、デジタル化によるユーザーの利便性向上と、指導の効率化を支援しています。

ライフログテクノロジー株式会社のコメント

このニュースを受けまして、ライフログテクノロジー株式会社よりコメントが届きました。

・今回の資本業務提携の目的と、今後の展望を教えてください。

当社が持つライフログデータや最新のIT技術とバリューHRが持つ企業とのネットワーク、保健指導に関する知見を組み合わせ、両社ユーザーの生活習慣の改善を加速していきます。

・読者へのメッセージをお願いします。

当社は、今後もカロミルアプリや、食に関するデータを活用して支援するツール等のサービスを通して、様々な事業会社、研究機関との連携により、新たなサービスの創出、健康寿命の延伸を目指していきます。

ヘルスケアは企業の健康経営にとても重要です。たとえば、雇用人数が50人未満の事業場のストレスチェックは任意とされていますが、生産性の向上のためにも実施したほうがよいでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

また、健康に働くことができる職場環境を整備するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AI食事相談チャット ChatGPT アプリケーション カロミル チャット ヘルスケア ライフログテクノロジー 体重 健康 健康管理 写真 栄養 栄養素 株式会社 相談 管理 資本業務提携 運動 食事
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

街のパン屋の取り置きアプリ「sacri(サクリ)」がローンチ
2020年10月26日、株式会社sacriは、「sacri(サクリ)」を2020年10月26日(月)に正式版としてローンチしたことを発表しました。 「sacri」は、街のパン屋の商品を事前決済・取り置…
キャリア・カウンセリング・サービス提供の「fruor」が育休復職後の働き方のためのプログラム「テキストプログラム復職準備編」をリリース
2020年12月7日、株式会社fruorは、「テキストプログラム復職準備編」を2020年12月7日から開始することを発表しました。 「テキストプログラム復職準備編」は、キャリア・サポーター(カウンセラ…
小型SAR(合成開口レーダー)衛星を開発・運用する「QPS研究所」が10億円調達
2023年3月9日、株式会社QPS研究所は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 QPS研究所は、小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行っています。 従来のSAR衛星の1…
ライト・カウンセリング・マッチング・プラットフォーム開発の「the purpose」が1,800万円調達
株式会社the purposeは、総額1,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 匿名性のライト・カウンセリング・マッチング・プラットフォーム「Aizuchi(アイズチ)」を開発しています…
クラウドサービスの導入・運用やDXコンサルティング事業を展開する「ウフル」と「電通国際情報サービス(ISID)」が資本・業務提携
2022年11月25日、株式会社ウフルは、株式会社電通国際情報サービスと、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。 ウフルは、自社サービス群「CUBE 01」を活用しながら、各地の観光分野のD…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集