注目のスタートアップ

「FFGベンチャービジネスパートナーズ」が製造業向けクラウド業務管理「CHAIN」や金属部品調達プラットフォーム「Mitsuri」を提供する「Catallaxy」に出資

company

株式会社ふくおかフィナンシャルグループは、傘下の株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズが運営するCVCファンドより、株式会社Catallaxyに対して出資したことを発表しました。

Catallaxyは、製造業向けクラウド業務管理「CHAIN」や、金属部品調達プラットフォーム「Mitsuri」の開発・提供、製造業向けDX共創事業などを手がけています。

ふくおかフィナンシャルグループは、商社業務を行う専門子会社であるFFGインダストリーズ株式会社を設立し、2023年6月1日から営業を開始しています。

FFGインダストリーズはCatallaxyとの協業により、地域企業をサポートし、地域全体の生産性向上への貢献を目指します。


製造業は、国内総生産(GDP)の約20%を占める主要産業ですが、人材不足や激しい国際競争による競争力の低下などの課題に直面しています。

製造業を再び競争力のある産業へと押し上げるためには、デジタル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することが必要不可欠です。

しかしながら、中小製造業では予算の制約から高価なシステムを導入することが難しい場合や、導入してもうまく活用できない場合があります。その結果、各工程において手書きやエクセルを使ったアナログな業務が依然として存在しています。

このようなアナログな業務では、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができません。製造業のプロセスは複雑であり、ひとつのミスが連鎖的に問題を引き起こす可能性があります。ミスの修正や確認には多大な手間がかかり、この負担を削減するためにはシステム化とデジタル化が求められています。

Catallaxyは、製造業のデジタル化に貢献するために、調達から業務管理までを効率化するクラウドサービスを提供しています。

デジタル化は、これまで非効率的だった業務を大幅に効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また抜本的なシステム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Catallaxy CHAIN DX FFG FFGインダストリーズ FFGベンチャービジネスパートナーズ Mitsuri クラウド ふくおかフィナンシャルグループ プラットフォーム ものづくり 協業 株式会社 業務 現場 管理 製造業 調達 金属
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ドローン搭載用レーザースキャナーなどを手掛ける「amuse oneself」が10億円調達
2022年11月29日、株式会社amuse oneselfは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 amuse oneselfは、ドローン搭載用レーザースキャナーシステム「TDOT…
「納骨堂化アプリ」や「オンライン参拝アプリ」などを手がける「goenn」が「ビューティ花壇」と資本業務提携
2023年7月20日、株式会社goennは、株式会社ビューティ花壇と資本業務提携したことを発表しました。 goennは、葬儀後の故人と関係のある人びとをつなぐ新たな参拝サービスなどについてインターネッ…
慢性骨髄性白血病における最適な薬・投薬量を測定できる「診断薬Pickles」を提供する「HILO」が資金調達
2022年10月13日、HILO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構による2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード…
“におい”のAI開発や“におい”のコンサルティングに取り組む「レボーン」が資金調達
2023年3月30日、株式会社レボーンは、資金調達を実施したことを発表しました。 レボーンは、においセンサー「Obre」や、においセンサーで測定したセンシングデータの管理システム「iinioi clo…
緊急情報をAIで収集するサービスなどの「JX通信社」が5億円調達
2019年7月11日、株式会社JX通信社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNS上の災害・事故・事件などの緊急情報を、AIで収集するリスク情報SaaS「FASTALERT(…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集