注目のスタートアップ

ソーシャルコラボレーションサービスを開発する「Castee」が1.5億円調達

company

2023年6月5日、株式会社Casteeは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、「Castee(キャスティ)」β版の提供を開始したことも併せて発表しました。

「Castee」は、ソーシャルコラボレーションサービスです。

最短3ステップでユーザー専用のクリエイターページを作成でき、コラボ企画のパートナー募集を簡単に開始することができます。

コラボの依頼窓口を「Castee」にすることで、応募者のSNS情報の一覧や、相手からのコラボ依頼情報も一元管理することができます。

また、決済機能を搭載しているため、金銭のやり取りが発生するコラボでも利用することが可能です。

今回の資金は、「Castee」のサービス開発体制の拡充に向けた人材採用の強化に充当します。


スマートフォンの普及とそれに伴うインターネット環境の普及により、さまざまな人が自身の作品を発表することが可能となった1億総クリエイター時代。

動画プラットフォームの成長や、SNSの多機能化、クリエイターに特化したプラットフォームの登場などにより、インターネットを舞台とした創作活動はさらに広がりを見せています。

とくに近年はTikTokやYouTubeなどの動画コンテンツは若年層に広がりを見せており、多数の有名人も誕生しています。

こうした動画コンテンツでは他のクリエイターとコラボレーションしたコンテンツが人気を博しています。

一方、こうしたクリエイターの多くは個人で活動している人がほとんどであり、コラボ依頼などはメールやSNSを利用して1対1で行われています。

人気のクリエイターとなるとコラボ依頼は多く、その管理に負担がかかるという課題があります。また、金銭の発生するコラボにおいては、報酬面・支払などでトラブルになるケースもあります。

「Castee」は、こうしたクリエイターがコラボを募集・依頼する際の課題を解決するサービスです。

動画コンテンツの広がりにより、動画プラットフォームに広告を配信する動画広告市場も拡大しています。また動画は情報量が多いメディアとして注目されており、PR・マーケティングとして取り組む価値が高まっています。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティングのノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Castee SNS β版 キャスティ クリエイター コラボ コラボレーション ソーシャル パートナー ユーザー 一元管理 依頼 株式会社 決済 窓口 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

Web3スキャム(詐欺)防止ツールを提供する「KEKKAI」が5,000万円調達
2023年2月22日、株式会社KEKKAIは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KEKKAIは、NFTとFT詐欺、盗難防止ツール(ブラウザ拡張機能)「KEKKAI」を提供して…
製薬・医療業界向けメッセージングプラットフォーム「Shaperon」を提供する「シャペロン」(旧:フラジェリン)が3.5億円調達
2023年2月10日、株式会社シャペロンは、総額約3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2023年2月10日から、株式会社フラジェリンから株式会社シャペロンへと社名を変更す…
製品・サービスレベルのESG評価プラットフォーム「aiESG」を提供する「aiESG」が1.5億円調達
2023年5月9日、株式会社aiESGは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「aiESG(アイエスジー)」の本格展開を開始したことも併せて発表しています。 「ai…
ラグジュアリーファッションのシェアリングプラットフォームを展開する「HIVE Collective」が1.2億円調達
2022年11月16日、株式会社HIVE Collectiveは、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HIVE Collectiveは、ラグジュアリーファッションのシェア…
「メディカル・データ・ビジョン」が非接触型生体情報取得技術を保有する「センシング」と資本業務提携
2022年10月24日、メディカル・データ・ビジョン株式会社は、株式会社センシングと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 センシングは、非接触型生体情報取得技術(非接触バイタルセンシング技…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集