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ロサンゼルス発のライフスタイルメディア「TASTEMADE」を国内で運営する「Tastemade Japan」が映像プロダクションの「AOI Pro. 」と資本業務提携

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2023年5月19日、Tastemade Japan株式会社は、株式会社AOI Pro.と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

Tastemade Japanは、ロサンゼルス発のライフスタイルメディア「TASTEMADE(テイストメイド)」を国内で運営しています。

食や旅の動画コンテンツをあらゆるSNSで発信しています。

AOI Pro.は、広告映像制作を中心とした映像プロダクション事業を展開しています。

今回の提携により、Tastemade Japanが有するSNSメディア運営知見と、AOI Pro.が有するハイクオリティな映像制作ノウハウをかけ合わせ、「デジタルプラットフォームでの多岐にわたるコンテンツ制作」、「デジタルマーケティングによる地方創生」、「株主間連携による戦略的付加価値の創出」(Tastemade Japanの既存株主である三井物産株式会社と米国Tastemade, Inc.とAOI Pro.の協業)といった領域で、事業成長を目指します。


総務省が公表する「令和4年版情報通信白書」によると、インターネットの利用時間は全世代において年々伸びており、テレビ・新聞の利用時間は年々減少を続けていることがわかります。

2021年の全年代のインターネットの平均利用時間(平日)は176.8分で、テレビの平均視聴時間は146.0分となっており、インターネットの利用時間はテレビを上回っています。

さらに、2021年には、インターネット広告費がマスコミ四媒体(テレビ・新聞・ラジオ・雑誌)の広告費を初めて上回りました。

このようにインターネットはメディアとして影響力の高いものとなっており、今後もこの流れは続いていくと考えられます。

こうした中、多種多様なWebメディアが登場しています。

従来、WebメディアはWebマガジンなど自社HPをつくって情報を発信するものが主でしたが、SNSを利用するユーザーが増加したことで、SNSを利用した分散型メディアが増えています。

分散型メディアとは自社サーバーにコンテンツを集約せず、複数のSNSでコンテンツを発信するというメディアの形です。

サーバー費用がかからないことや、SNSによる拡散効果が期待できることといったメリットがあります。

また、SNSでは動画のエンゲージメントが高いことから、Webメディアでは動画制作の重要性が高まっています。

SNSのアカウントは無料で作成できるものがほとんどであるため、SNSマーケティングは比較的低予算からはじめられる、コストパフォーマンスの高いマーケティングのひとつです。創業期などコストの問題から大規模なマーケティングの実施が難しい時期でも取り組める施策です。またSNSアカウントを育てていくことで、将来的に大きなリターンが得られる可能性もあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネットでのPRノウハウや、SNSの活用方法などについて詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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