注目のスタートアップ

プロeスポーツチーム「Sengoku Gaming」を運営する「戦国」が総合広告代理店の「大広九州」と資本業務提携

company

2023年4月6日、株式会社戦国は、株式会社大広九州と資本業務提携を行ったことを発表しました。

戦国は、福岡天神「esports Challenger’s Park」をホームスタジアムとして活動するプロeスポーツチーム「Sengoku Gaming」を運営しています。

2023年4月現在、『League of Legends』、『VALORANT』、『PUBG MOBILE』、『荒野行動』、『Apex Legends』、「Racing」部門、「eFootball」部門の7つの部門と、ストリーマー(配信者)を抱えています。

大広九州は、福岡県福岡市を拠点に、広告代理店事業、広告の企画・制作、各種マーケティング事業などを展開しています。

戦国は「Sengoku Gaming」設立当初から、大広九州のプロモーション・営業面の支援を受けていました。

今回の提携によりさらに関係を強固にし、大広九州が有するブランドマーケティングやプロモーションのノウハウなどのリソースを活用し、eスポーツを活用した新しいソリューションを提供します。


eスポーツ市場は、コロナ禍による巣ごもり需要と、eスポーツ大会の賞金が上限10万円になるという景品表示法の解釈が消費者庁によって改められ、高額な賞金の大会の開催も問題なくなったことから、近年国内でも成長が目立つ市場のひとつとなっています。

2022年には、日本のeスポーツファン(試合観戦・動画視聴経験者)の人口が700万人を超え、2023年には国内市場規模が130億円程度になるとみられています。

今後、5Gなどの次世代通信規格の社会実装や、VRなどの普及に伴い、さらなる成長が期待されています。

日本はビデオゲームの分野においては深い歴史を持つ国ですが、eスポーツについては米国・EU・韓国・中国の市場が発展しており、国内のeスポーツ市場はまだ遅れている状況にあります。

とはいえ、eスポーツ市場の急速な成長に伴い、大企業などもスポンサーなどとして参入する事例が相次いでおり、今後興行ビジネスとして定着していくことが予測されます。

こうした中、戦国は大広九州と提携し、eスポーツを活用した企業・地域の課題解決ソリューションの提供、eスポーツを活用した新たなビジネスの創出を目指すとしています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ esports Challenger’s Park eスポーツ eスポーツチーム Sengoku Gaming エンターテインメント スポーツ ビデオゲーム 大広九州 広告代理店 戦国 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スポーツマーケティングにおけるスポンサー広告効果をAIで可視化する「NextStairs」が1530万円調達
2024年12月2日、株式会NextStairsは、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」により1530万円の資金調達を実施したことを発表しました。 NextStairsは、AIを活用し…
「スカリー」が有名人のプロモーション起用を支援する「47キャスティングパートナーズ」をリリース
2020年9月4日、スカリー株式会社は、「47キャスティングパートナーズ」を開始したことを発表しました。 「47キャスティングパートナーズ」は、有名人を起用した、ブランディング、商品・サービス訴求、地…
GXマネジメントツール「Enecon」提供の「PID」が2億円調達
2022年5月31日、株式会社PIDは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 PIDは、GXマネジメントツール「Enecon」を開発・提供しています。 カーボンニュートラル実現に向けたグ…
量子コンピューター向けアルゴリズム・ソフトウェアを開発する「QunaSys」が資金調達
2022年5月10日は、株式会社QunaSysは、資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、量子コンピューター向けアルゴリズムやソフトウェアの研究開発、量子化学計算クラウドサービス「Q…
ゲノム編集受託サービス提供の「セツロテック」が資金調達
2020年11月9日、株式会社セツロテックは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、瀬戸内地域の観光産業活性化に取り組む官民連携組織「せとうちDMO」を構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集