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映像制作ナレッジ共有サービスなどを展開する「Vook」がストックフォトサービスを展開する「ピクスタ」と資本業務提携

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2023年2月14日、株式会社Vookは、ピクスタ株式会社と資本業務提携を開始したことを発表しました。

Vookは、映像制作ナレッジ共有サービス「Vook(ヴック)」を軸に、映像スクール「Vook School」、映像制作者に特化した人材紹介サービス「Vook キャリア」など、 映像クリエイターの学び・仕事・つながりをサポートする各種事業を展開しています。

今後、映像クリエイターを目指す人のため、学びの場の提供やキャリア形成の支援を行うことを構想しています。

ピクスタは、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」や、出張撮影プラットフォーム「fotowa」を運営しています。

今回の提携により、「Vook School」を映像制作の学びの場として提供し、制作された動画素材を「PIXTA」で販売、さらに「Vook」において「PIXTA」の動画素材の活用法を紹介し、制作から活用までの好循環を生み出すことを目指します。


動画コンテンツは、テキストの約5,000倍の情報量があるとされています。たとえば1分間の動画は180万文字に匹敵するため、情報発信やマーケティングにおいて非常に有効です。

さらに、スマートフォン・動画プラットフォーム・SNSの普及により、消費者が動画コンテンツに触れる機会が多くなっています。

こうした背景から、企業のSNSアカウントで動画を発信するといった動画マーケティングや、動画プラットフォームに動画広告を出稿するなど、動画を活用したPR・マーケティングはひとつの手法として確立されており、その効果も明らかになっています。

動画の市場を推し量れる市場としては動画広告市場が挙げられます。国内の動画広告市場は、2022年には昨年比133.2%の5,601億円で、2026年には約1.2兆円へと成長すると推測されています。

こうした状況の中、映像制作に携わる人も増えており、映像制作を一から学びたいというニーズも高まっています。

Vookは、こうした映像クリエイターを目指す人のためのサービス・コンテンツの拡充を目指し、今回シナジーの見込めるピクスタと提携しています。

動画はテキストや静止画よりも圧倒的な情報量を誇ります。視聴した者に短時間で多くの情報を与えられるため、Webマーケティングにおいても積極的に利用されるようになりました。累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ PIXTA Vook ヴック サービス ストックフォト ナレッジ ピクスタ 共有 写真 動画 映像 映像制作 株式会社 素材 資本業務提携
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