創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年12月23日空間型VR「uralaa」を開発・提供する「フォレストデジタル」が7,000万円調達
2022年12月22日、フォレストデジタル株式会社は、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
フォレストデジタルは、空間型VR「uralaa(うらら)」を開発・提供しています。
大型マルチスクリーンによる映像と、サラウンド音響システム、アロマなどを用い、室内でのVR(仮想空間)・没入体験を実現するシステムです。
独自技術により、多様な天井・壁のサイズに対応しています。
主に日本全国の美しい森・海辺などの自然の景観を体験できます。生理的・心理的回復が期待できるほか、地域の魅力の発信などにも活用できます。
常設施設としては、北海道十勝郡浦幌町の「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」、羽田空港第一ターミナル内の「uralaa park haneda(うららパーク羽田)」など、国内7か所で展開しています。
今回の資金は、体制・型化構築、販売パートナーとのアライアンス構築、システム開発に充当します。
—
VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などを通じて体感できる仮想空間であり、実際にその場にいるような体験、いわゆる没入体験を特徴としています。
現実空間では不可能な空間・動作や大規模な空間をコンパクトな装置・システムで実現できることから、エンターテインメントの領域で注目が高まっています。
さらにビジネスにおいては、手術のシミュレーション・練習、不動産の内覧(内見)などでも活用されています。
VRといえば、専用のHMD・VRゴーグルを装着して体験するというイメージが強くありますが、それ以外のVRとしては、たとえば遊園地などにある、大型のスクリーン・その場で上下左右に動く乗り物・音響を利用したアトラクションが例として挙げられます。
HMDを利用しないVRは、頭部にデバイスを装着するという煩わしさがなく、より自然な没入体験を提供できる可能性があります。
事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める他社との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | uralaa uralaa park VR うらら スクリーン フォレストデジタル 仮想空間 体験 動画 映像 株式会社 没入体験 空間 資金調達 音響 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年1月4日、RoleBank株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 クリニック向け窓口業務アウトソーシングSaaS「ガイライク」を提供しています。 病院への問い合わせや予約、問診票…
2019年7月19日、株式会社イノービアは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 製造業の人材成長に貢献するスキル・教育管理ツール「SKILL NOTE(スキルノート)」を運…
2022年1月19日、株式会社ソラリスは、総額1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 細管内の走行・撮影が可能なミミズ型ロボットを開発しています。 独自開発の人工筋肉によりミミズの…
2019年10月29日、株式会社アドレスは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「ADDress」のサービスの本格始動についても併せて発表しました。 「ADDress」は、月額制で、全国の家…
2022年6月6日、株式会社YZは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 YZは、システム伴走型顧客獲得プラットフォーム「mycsess(ミクセス)」を運営しています。 従業員20名以下…
大久保の視点
2024年4月27日(土)~2024年4月28日(日)に幕張メッセでニコニコ超会議実行委員会で『ニコニコ超会議2024』が開催された。 『ニコニコ超会議20…
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…