創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年8月22日【東京都】「製品改良/規格適合・認証取得支援事業」助成金

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「製品改良/規格適合・認証取得支援事業」について発表しました。
国内外の新たな販路開拓を目指す都内中小企業者等の、国内外の市場ニーズに適合させるために行う自社で開発した試作品または市場投入済みの製品の改良や、規格適合・認証取得(CEマーキング、ISO、IEC規格等)に助成金を交付します。
「対象事業」
A. 製品改良プロジェクト
・製品等を市場ニーズに合わせるための改良を目的とするプロジェクト
B. 規格適合・認証取得プロジェクト
・国内外の規格への適合性評価・認証取得を目的とするプロジェクト
助成金は、上限500万円・経費の1/2以内。
「申請エントリー締め切り」
・2022年9月8日(木曜日)
—
ISO規格とは、国際標準化機構 (ISO: International Organization for Standardization)が定める国際的な規格です。
あらゆる部品・製品・サービスなどの基準を国際的に統一することを目的としています。
有名なISO規格として品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」があります。
ISO9001は組織のマネジメントに関する規格であり、この規格を取得することで、自社の組織が国際的な品質でプロダクトやサービスを製造・提供しているということを対外的に示すことができます。
ISO9001の取得では、審査費用におおよそ50万円程度、またコンサルティングやマネジメントシステムの構築などもあり、トータルで最低100万円の費用がかかってきます。
そのため、こうした規格を取得したいと考えていても、費用の問題などから二の足を踏んでいる企業も多いでしょう。
そういった企業は「製品改良/規格適合・認証取得支援事業」といった助成金を活用することで、求めている認証を取得したり、そこから品質の向上やプロダクトの改善につなげていくことができます。
創業手帳では、創業手帳自身が補助金申請を行った経験をもとに専門家と共に作成した「補助金ガイド」を無料でお届けてしています。補助金・助成金申請の流れや注意点を把握することができるため、申請を考えている方はぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 中小企業 事業 助成金 市場ニーズ 支援 改良 東京都 製品 認証 販路開拓 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「モーダルシフト等推進事業」のご案内です。 モーダルシフト等の物流効率化の取組について、物流効率化法に基づく「総合効率化計画」の策定経費(協議会の開催等)や、「認定総合効率化計画」に基づくモーダルシフ…
第1回「設備投資緊急支援事業」のご案内です。 この事業は、公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する助成金事業です。 働き方改革関連法の時間外労働上限規制が2024年4月から運送・物流、建設業のにも…
東京商工会議所は、特別講演会「外国人を自社顧客にする方法について」の開催を発表しました。 「新型コロナが5類に移行した後、訪日外国人(インバウンド)の数は回復傾向が続いています。ただ、外国人とどう関わ…
2022年11月4日、東京都は、「中小企業DX 推進に係るスタートアップ支援事業(DX Scrum Team プロジェクト)」(第1期)について発表しました。 企業が抱える課題の解決に資する販売(事業…
2024年4月4日、amu株式会社は、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 amuは、漁業者の負担を軽減しながら、廃棄漁具が海に流出する前に回収し、再資源化することを目指していま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…