「ジャフコグループ」がプラスチック製品製造会社の「協和」に資本参加

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2022年7月22日、ジャフコグループ株式会社は、協和株式会社に対し戦略的パートナーとして資本参加したことを発表しました。

協和は、1953年に設立されたプラスチック製品製造会社です。

金型設計から射出成形/二次加工、組立まで一気通貫での製造を特徴としています。

また、バイオプラスチックの開発も推進しています。

ジャフコは戦略的パートナーとして、協和の金型/プラスチック製造の技術力向上や新規事業支援をサポートしていきます。

現在、プラスチックの多くは石油由来の原料を使用しています。

この石油由来プラスチックは、軽い・錆びない・腐らないといった数々のメリットをもっています。一方で、腐らないという特徴は、破棄された際に自然界に長く堆積しさまざまな問題を引き起こします。

ほかにも石油由来プラスチックの生産・廃棄ではCO2(二酸化炭素)が排出されるため、この点でも環境に負荷をかけています。

また、石油は資源に限りがあるため、植物由来プラスチックなど持続可能な原料を使用したものへの代替が進んでいます。

環境負荷を低減するため、植物由来プラスチックには、微生物によって分解される「生分解性」という特性が求められています。

しかし生分解性という特性は、プラスチックの耐久性・安定性とトレードオフの関係にあります。

石油由来プラスチックを完全に代替するためには、この耐久性・安定性の問題を解決する必要があり、技術力を持った企業に期待が集まっています。

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