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2022年7月5日クラウド型車両管理システム「AI-Contact」展開の「ジェネクスト」にエンジェル投資家の島田亨氏が資本参加

2022年7月1日、ジェネクスト株式会社は、エンジェル投資家の島田亨氏が株主として資本参加したことを発表しました。
ジェネクストは、安全運転を促進する運行管理アプリ「AI-Contact(アイ・コンタクト)」を展開しています。
スマートフォン位置情報と全国の標識情報データベースを照合させることで、社用車(商用車)の交通違反を可視化する運行管理アプリです。
一時不停止や指定方向外進入禁止など、交通事故に直結する可能性のある道路交通法違反を検知することで従業員の安全運転を促進し、結果的に自動車保険料や車両の修理・買い替え費用の削減を実現します。
また、リアルタイムでドライバーに違反をアナウンスする「AI-Contact NOW」、完全無料の運行管理アプリ「AI-Contactフリート」も提供しています。
「AI-Contactフリート」では、運行管理・動態管理・車両管理だけでなく、アルコール検知器を利用することでアルコールチェック記録管理も行えます。
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車両管理は運送など社用車を運用する必要がある事業において重要な業務のひとつです。
車両管理業務では、車両情報・整備・使用状況・保険の管理などさまざまな業務を行います。
社用車がメンテナンス不足などで事故を起こしてしまうと、従業員にも多大な損害を与えてしまうことになるため、しっかりと管理する必要があります。
一方で、社用車は業務中は拠点から離れているため、管理が行き届かない時間が存在していました。しかし、現在はテクノロジーによってこの課題が解決されています。
たとえば、車両にIoT端末を備えつけることで、位置情報によるルートの記録・分析、センサーによる急ブレーキや急発進などの情報の記録、労働時間の記録などが実現できます。
このIoT端末には、シガーソケットに装着するものや、OBD-Ⅱポートと呼ばれる多くの車両についている端子に接続するもの、ドライブレコーダー型のもの、スマートフォンアプリなどさまざまなタイプがあります。
「AI-Contact」は、アプリ型の車両管理システムです。標識情報データベースを活用することで、競合のシステムでは検知することが難しい一時不停止といった道交法違反を検知できることを特徴としています。
デジタル時代において利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
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