「パーソルイノベーション」が介護ソフトなど展開の「ワイズマン」と業務提携 介護業界の人材不足解消へ

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2022年6月15日、パーソルイノベーション株式会社は、株式会社ワイズマンと、業務提携契約を締結したことを発表しました。

パーソルイノベーションは、パーソルグループの一員として、新規事業創造やオープンイノベーションの推進を担当しています。

ワイズマンは、医療・介護・福祉領域向けの各種ソフトを開発・提供しています。

今回の提携により、以下の2点を行います。
・パーソルグループの人材サービスをワイズマンと共同提案
・「採用」、「配置」、「育成」、「定着」を主領域とした、新サービスの共同開発・展開

厚生労働省の「介護分野の現状等について」によると、介護人材の需要は、2020年度末に約216万人、2025年度末には約245万人であると試算されています。

そして2020年度末までに約26万人、2025年度末までに約55万人が不足すると予測しており、年間6万人程度の介護人材を確保する必要があるとしています。

介護業界では介護人材を確保するため、給与や環境などの処遇の改善や、デジタル化による業務効率化、外国人材の受け入れなどに取り組んでいます。

これにより徐々にではあるものの人手不足が改善されてきていますが、それでもまだ十分な人材を確保できているとは言い難い状況にあります。

パーソルグループはこの介護領域での人材確保のため、「シェアフル」などのパーソルの人材サービスや、採用だけではなく定着に向けた教育・育成の課題を解決するサービスの開発を、ワイズマンと共同で行っていく方針です。

人材不足は介護業界に限らず大きな問題となっています。創業期はフットワークの軽い運営が求められるため、事務作業などはアウトソーシングしても良いかもしれません。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

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