創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年3月31日コスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」と美容メディアを展開する「DINETTE」が8億円調達
2022年3月30日、DINETTE株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。
DINETTEは、D2Cコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」や、美容メディア「DINETTE(ディネット)」を運営しています。
「PHOEBE BEAUTY UP」では、自社メディアから得られたユーザーの声をもとに、女性の悩みを解決できるような商品を展開しています。2022年3月現在、まつげ美容液、フェイスマスク、毛穴美容液、酸素洗顔、化粧水、クリームを販売しています。
今回の資金は、サブスクリプションをメインに展開していた「PHOEBE BEAUTY UP」におけるOMO施策による販売チャネルの拡大、アジア圏へのマーケティング活動に充当されます。
—
D2C(Direct to Cosumer)とは、消費者に対し、企業が直接的に商品を提供・販売するビジネスモデルのことです。
不要なコストや中間マージンを削減することができるため、高品質な商品を比較的安価に提供できることが特徴的です。また、自社のこだわりを反映させたプロダクトを作るD2Cブランド/スタートアップが多く、こだわりに共感した消費者が増えたこと、高品質な商品を安価に手に入れたいというニーズを満たしたことでその市場を拡大しています。
また、D2Cはユーザーとの距離が近いことも特徴的です。InstagramなどのSNSのDMを解放したり、ライブ配信で直接ユーザーからの質問を受け付けたりする企業もあり、こういった部分で差別化を図っている例がみられます。また、ユーザーとの距離が近ければ率直な意見をすくい上げる確率が高まり、そのデータをもとに商品開発を行うことも可能となります。
DINETTEは、自社メディアを運営し、そこから得られたユーザーの声をもとに商品開発を行っていること、成分にこだわったラインナップを展開していることが特徴的です。
D2Cの盛り上がりもあり、これからのプロダクト開発やマーケティングではインターネットやSNSの活用は欠かせないでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | D2C DINETTE PHOEBE BEAUTY UP コスメ ブランド メディア 化粧品 株式会社 美容 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年8月24日、Levetty株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Cloudbase」を正式リリースしたことも併せて発表しました。 「Cloudb…
2020年10月12日、株式会社カケハシは、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 調剤薬局向け次世代電子薬歴システム「Musubi(ムスビ)」や、おくすり連絡帳アプリ「Pocket …
2022年1月12日、株式会社よりそうは、総額約35億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 明朗会計の家族葬「よりそうお葬式」や、地域の葬儀社の紹介サービス「くらべる葬儀」、僧侶紹介…
2024年5月27日、rayout株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 rayoutは、制作コラボレーションツール「MiLKBOX」を開発・提供しています。 動画・Web・グ…
2019年7月2日、株式会社助太刀は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 建設現場と大工や左官などの現場職人をマッチングするアプリ「助太刀」を運営しています。 ほかには、その日の稼ぎ…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…