「東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金」 事前エントリー受付日9/2・9/3

subsidy

東京都は「東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金」について発表しました。

従業員の育児・介護や病気治療と仕事の両立支援等の推進に取り組む中小企業に対する奨励金です。

奨励金の申請には事前エントリーが必要です。

事前エントリー日は、9月2日(木)、9月3日(金)のみであるため、申請を考えている方は逃さないようにしましょう。

事前エントリーを行ったあと、事務局から申請可否の連絡が来ます。その後、10月4日(月)までに申請し、11月1日(日)に交付決定が告知されます。

「対象者」
都内で事業を営んでいる中小企業等

「奨励対象事業・交付額」
実施するコースや事業を選択し、合計100万円の範囲内で奨励金の支給を受けることができます。

A 育児と仕事の両立推進コース
①育児と仕事の両立制度整備事業 育児と仕事の両立支援のための休暇制度等を新たに整備 20万円
上記に加え、テレワーク制度を整備 10万円
②男性の育児参加推進事業 男性の育児参加を推進するための目標や取組内容を設定 20万円
③育児中の従業員のための多様な選択肢整備事業 育児中の従業員が各自の状況に応じた柔軟な働き方を選択できるよう、法を上回る育児休業制度や在宅勤務制度等を新たに整備 40万円
B 介護と仕事の両立推進コース
①介護と仕事の両立推進事業 ・介護と仕事の両立に関する相談窓口を社内に設置
・両立推進に向けた取組計画を策定し、社内外に発信
40万円
②介護離職防止のための制度整備事業(B①を実施した場合に、実施可能) 介護中の従業員が離職せずに各自の状況に応じて柔軟な働き方ができるよう、法を上回る介護休業制度や介護サービス利用支援制度等を新たに整備 40万円
上記に加え、テレワーク制度を整備 10万円
C 病気治療と仕事の両立推進コース
病気治療と仕事の両立に関する相談窓口を社内に設置し、病気治療のための休暇制度を新たに整備 20万円
上記に加え、テレワーク制度を整備 10万円

少子高齢化の対策のため、育児と仕事の両立や、介護と仕事の両立など、働きやすい環境の整備が急務となっています。

しかし中小企業は環境整備にリソースを割けないこともある他、テレワーク環境の整備など、生産性向上のためにも活用できるため、このような奨励金や補助金・助成金の活用を検討しましょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 中小企業 助成金 奨励金 東京都 東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金 補助金
詳細はこちら

東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【最大300万円】「外国出願・審査請求・中間応答支援(海外権利化支援事業)」外国出願の権利化に要する費用を補助
特許庁は「外国出願・審査請求・中間応答支援(海外権利化支援事業)」を実施しています。 国での特許、実用新案、意匠または商標の出願・権利化を予定している中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、大学…
中小製造業の自動化設備を設計・販売する「Robofull」が1.5億円調達
2022年10月3日、株式会社Robofullは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Robofullは、中小製造業の人手不足解消を目的に、データを活用した工場向けの自動…
令和6年度「既存建築物省エネ化推進事業」補助金
令和6年度「既存建築物省エネ化推進事業」のご案内です。 建築物ストックの省エネルギー改修等を促進するため、民間事業者等が行う省エネルギー改修工事や省エネルギー改修工事に加えて実施するバリアフリー改修工…
令和5年度「麦類供給円滑化事業」補助金
農林水産省は、令和5年度「麦類供給円滑化事業」(令和5年度第1次補正予算)に係る公募について発表しました。 麦(大麦、はだか麦、小麦)の安定供給体制を構築し、供給を円滑化するための産地や実需者による余…
「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金」第2次公募
2023年8月9日、株式会社NX総合研究所は「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業(新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業)」の2次公募を開始したことを発表しました。 令和…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集