創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年5月20日電動キックボードシェアリングサービス展開の「Luup」が7.5億円調達

2021年5月19日、株式会社Luupは、総額7億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を展開しています。
2021年4月23日から、国内で初めてヘルメットの着用が任意となった電動キックボードのシェアリングサービスを、政府の特例措置のもと展開しています。
2021年5月現在、渋谷・新宿・六本木(赤坂/虎ノ門)・大阪キタ・ミナミの5エリアにて、小型電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングサービスを提供しています。
今回の資金は、さらなるエリア拡大と、機能拡充のための組織体制の強化、安全性・利便性の高い機体の開発に充当されます。
道路交通法では電動キックボードは原動機付自転車(原付)に分類されており、公道を走る際は原付以上の運転免許とヘルメットの着用が必要です。
しかし2021年2月4日に警察庁はシェアリング事業者向けの電動キックボードの特例措置の方針を決定しました。
この内容は、シェアリング事業者が貸し出す電動キックボードに限り、小型特殊自動車とするという特例措置です。
小型特殊自動車は、たとえばフォークリフトやトラクターなど工場や農作業で使用される車両を指します。
この小型特殊自動車は、最高速度は時速15kmであり、原付免許では運転できず、普通免許以上もしくは小型特殊免許が必要となります。
しかし大きな変更となるのは、ヘルメットが不要となるということです。
ヘルメットの着用義務は電動キックボードシェアリングサービスの普及の阻害となっていたものであるため、今回の特例により一歩前進した形となります。
新たなビジネスでは、自治体や他社との連携が必要となる場合があります。「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | Luup サービス シェアリング マイクロモビリティ ループ 株式会社 自転車 資金調達 電動キックボード |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年6月23日、株式会社douzoは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本の商品を安く海外に届ける共同購入型越境ECサービス「DOUZO」を運営しています。 海外では高価で買…
2025年8月21日、イノバセル株式会社は、資金調達を発表しました。 シリーズDラウンドにおける合計調達額は、73億円超となりました。 イノバセルは、便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療・再生医療…
2022年11月25日、株式会社あんきは、資金調達を実施したことを発表しました。 あんきは、要介護者向け配食サービス「街シェフ弁当」を展開しています。 管理栄養士監修のもと、地元の飲食店や老人ホームな…
2024年7月23日、株式会社Saitekiは、資金調達を実施したことを発表しました。 IT業界における多重下請け構造の解消を目指し、SES(システムエンジニアリングサービス)事業、SES特化営業支援…
2022年6月30日、LocationMind株式会社は、日野自動車株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 LocationMindは、位置情報をAIで分析する事業を展開しています…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

