注目のスタートアップ

民泊支援の「matsuri technologies」が資金調達

company

2021年2月26日、matsuri technologies株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

以下の事業などを展開しています。
・民泊向けPMS「m2m Systems」
・無人チェックイン・システム「m2m check-in」
・短期賃貸プラットフォーム「Sumyca」
・民泊運営代行「m2m Host」
・帰国者向け自主隔離サービス「一時帰国.com」

「一時帰国.com」は、2020年12月からサービスを開始した、帰国者向けの自主隔離サービスです。

新型コロナウイルス感染症の流行により、入国から14日間、自身で確保した滞在場所で待機することが要請されています。

宿泊施設の確保から送迎などフルパッケージで行い、自主隔離を支援するサービスです。

今回の資金は、人材の獲得、既存プロダクトの強化、民泊施設拡充に充当されます。

民泊は新型コロナウイルスの影響により大きな打撃を受けました。観光庁の発表によると、2020年3月11日時点の事業廃止件数は3,692件でしたが、2021年2月8日時点では8,816件にのぼります。

廃止理由としては、「収益が見込めない」という回答がもっとも多く、ついで「旅館業・特区民泊に転用」、「他の用途に転用(旅館業・特区民泊を除く)」となっています。

事業を完全に廃止する事業者もいますが、なんらかの形で事業を継続しようとする気配もみえます。

この事業を継続しようとする民泊事業者のニーズを汲み取ることができれば、コロナ禍においても巧妙がみえてくるかもしれません。

感染症などの危機はビジネス・チャンスでもあります。しかしプロダクトの迅速なリリースには、自社の強みと弱みを把握しておく必要があります。「冊子版創業手帳」では、自社を分析するためのフレームワークを掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ matsuri technologies プラットフォーム 代行 宿泊施設 支援 株式会社 民泊 賃貸 資金調達 運営
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を開発・提供する「フロンティア・フィールド」が39億円調達
2023年7月4日、株式会社フロンティア・フィールドは、総額39億円の資金調達を実施したことを発表しました。 フロンティア・フィールドは、医療機関向けスマートフォンサービス「日病モバイル」を開発・提供…
パーソナルドクターによる予防医療・生活改善プログラム「Wellness」展開の「ウェルネス」が6,500万円調達
2022年5月10日、株式会社ウェルネスは、総額約6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 予防医学知見・ビヘイビアヘルス(公衆衛生学)についても熟知したパーソナルドクターにより、予防・…
日米でVRゲームを開発する「Thirdverse」が5億円調達
2024年3月15日、株式会社Thirdverseは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、この資金調達に伴い、株式会社ベリサーブと出資契約を締結し、資本業務提携を行いました。 直近で…
不動産の脱炭素とESG価値創出を実現する「EaSyGo」運営の「GOYOH」が資金調達
2021年10月26日、株式会社GOYOHは、資金調達を実施したことを発表しました。 不動産の脱炭素とESG価値創出を実現するサービス「EaSyGo」を提供しています。 ESGに即した不動産の活用方法…
脳動脈瘤コイル留置用ステントを手がける「PENTAS」に「NES」が出資
NES株式会社は、株式会社アルムの子会社である株式会社PENTASに出資したことを発表しました。 PENTASは、流体力学的手法を用いた血流抑止効果の高い新たなステント「PENTASステント」と、それ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集