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2020年10月9日オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」提供の「NearMe」が5億円調達

2020年10月8日、株式会社NearMeは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。
オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」とその空港版「nearMe.Airport(ニアミー エアポート)」、タクシー相乗りアプリ「nearMe.」などを展開しています。
また、独自AIによるルーティングを最適化し、コロナ禍においても、少人数で、誰が乗車したのか追跡できる方法で活用できる通勤シャトル「nearMe.Commute(ニアミーコミュート)」も提供しています。
人口密度の低い過疎地域では、公共交通サービスの維持や確保が困難な状況となっています。また、大都市圏では道路の混雑やドライバーの不足などが課題となっています。
この移動に関する社会課題を解決するために推進されているのが、スマート・モビリティです。
中でも、鉄道・バス・タクシーなど従来の交通サービスと、カーシェア・配車サービス・自動運転などの新しい交通サービスを統合し、ひとつのサービスとして使えるようにする、MaaS(Mobility as a Service、次世代移動サービス)が注目されています。
MaaSが社会実装されると、移動手段の選択肢が広がることで利便性が向上するだけでなく、高齢者や障害者などの交通弱者の移動手段の確保、交通事故の低減、周辺サービスとの連携による地方活性化も見込めます。
MaaSは非常に壮大な構想ですが、ベンチャー企業の出る幕がないわけではありません。MaaSはスマートフォン・アプリからのアクセスをベースとしています。そのため、誰もが利用しやすいデジタル・インフラの整備や、革新的なビジネス・モデルの提案などが必要となります。この領域はベンチャー企業が得意としているところのはずです。
MaaSの実現には自治体や企業など、さまざまな連携が必要となります。しかし普段の我々の事業でも連携や事業提携により新たな活路が見えてくる場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。
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