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「寝かせ玄米」をD2Cで展開する「結わえる」が8.7億円調達

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2020年4月23日、株式会社結わえるは、総額8億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

製造から販売まですべての工程を自社で行うD2Cで「寝かせ玄米」を販売しています。

「寝かせ玄米」は、玄米を圧力釜で炊いてから独自製法で寝かせることにより、炊きたてのものよりも美味しさを向上させた玄米ご飯です。

「結わえる 本店」など、全国9カ所の店舗で、昼は玄米定食、夜は居酒屋として「寝かせ玄米」を提供し、自社ECサイトでのパックに購買をつなげています。

今回の資金は、マーケティング強化や、人材採用などに充当されます。

株式会社インテージの調査によると、2018年度におけるヘルスケア・フーズ市場は、2.6兆円と巨大な市場となっています。

また、内訳をみると、健康食品・サプリメントが減少した一方、健康・美容目的で摂る一般食品・飲料は増加しています。

機能性表示食品市場の活性化は、この一般食品・飲料市場の伸びの要因のひとつとなっているようです。

また、中堅の通販専門企業は苦戦しているものの、ECベンチャーなど、デジタル・マーケティング戦略を行っている企業は売上を伸ばしています。

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カテゴリ 有望企業
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