注目のスタートアップ

Flamers 佐藤航智|メタバースを活用したマッチングアプリ「Memotia」で注目の企業


メタバースを活用したマッチングアプリ「Memotia」で注目なのが、佐藤航智さんが2019年11月に創業した株式会社Flamersです。

マッチングアプリとは、インターネットを利用して、恋愛や婚活などを望む男女の出会いを提供するサービスです。

スマートフォンの流行によってオンライン上でのコミュニケーション・交流が一般的になり、ライフスタイルの多様化により、マッチングアプリは新たな出会いの場として認知されています。一方で、マッチングアプリは危なそうで、怖くてできないといった方もいらっしゃると思います。

Flamersが運営する「Memotia」はメタバース上でアバターを使うため、安心して利用できる点が特徴です。

今回は、株式会社Flamersの佐藤航智さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

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・この事業の特徴は何ですか?

「Memotia」はメタバースで恋人を探したり、デートができるアプリです。

お相手の外見やスペックではなく、内面からお互いのことを知って恋愛していくアプリになっています。

・どういう方にこの事業を知ってもらい、活用してもらいたいですか?

今までのマッチングアプリがガツガツしてて苦手、怖くてできない、という方に特におすすめです。

メタバースでアバターでデートをするので、リアルでの接触がなく、安心安全にデートをすることができます。

・この事業の解決する社会課題はなんですか?

現在、どんどん「恋愛離れ」が加速しています。

『令和4年版男女共同参画白書』が発表され、20代男性の3人に2人は妻や恋人がおらず、40%はデートした人数0人というデータが公開されました。

既存のマッチングアプリは、外見や年収などのスペックによる恋愛がメインのもが多く、内面や価値観からつながる恋愛の方法がありません。

その課題を、「Memotia」はメタバースによって解決しています。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

メタバースのプロダクトの開発です。

アバターの移動、声とリンクするリップシンクなど、本当に恋に落ちるようなリアルな体験をしてもらうために、開発を重視しました。

資金調達後、エンジニアの採用を加速して、開発を進めています。

・今の課題はなんですか?

メタバースの普及率です。

実際使ってみると簡単にアバターを操作できるのですが、使う前だと操作方法などがわからないと思われる方が多く、もっとメタバース自体が普及して、アバターがより日常の中で行われてくと、もっと「Memotia」のハードルも下がっていくと思います。

・今後、どのような会社、サービスにしていきたいですか?

今はあくまでマッチングアプリとして、恋人を作るためにアプリを使ってくれていますが、いずれデートアプリとして付き合ったり、結婚してからも使えるようなアプリにしていきたいと思っております。

・読者にメッセージをお願いします。

「Memotia」は、内面から仲良くなれる、優しい世界観でのゆっくりとした恋愛を提供しています。

ぜひみなさん使ってみてください!

会社名 株式会社Flamers
代表者名 佐藤航智(さとうこうち)
創業年 2019年11月
社員数 15名
所在地 東京都港区
サービス名 IT関連メタバースでのマッチングアプリ「Memotia」
代表者プロフィール 1997年オランダ生まれ。東京育ち。2012年にドラマ「リッチマンプアウーマン」をきっかけに、起業に興味を持つ。 2016年東京大学理科一類に入学後、2年間エンジニアとして長期インターン。 2019年にFlamersを創業後、2021年に東大を中退。 2023年にメタバースで出会った女性と入籍。
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