注目のスタートアップ

ドコドア株式会社 本間隆之|総合デジタルマーケティングの事業展開が注目の企業

総合デジタルマーケティングの事業で注目なのが、本間隆之さんが2011年2月に創業したドコドア株式会社です。

国内のスマートフォン所有率が86.8%(2020年時点、情報通信白書より)となり、今や生活インフラの一部として活用されるようになりました。
手のひらサイズのパソコンと称されるほどその機能は多岐にわたり、24時間常に身の回り30センチ以内にあるスマートフォンの活用頻度は年々高まるばかりです。

そんなスマートフォンをより便利に使いこなすために、様々なアプリケーションを自分のスマートフォン内にダウンロードしている方も多いのではないでしょうか。
アプリケーションとは、ある作業を行う際の目的に最適な専用ソフトのことです。あらかじめスマートフォン内に自分に必要なアプリケーションを入れておくことで、その作業のたびにWEBサイトを開くよりも、よりスムーズに通信料負担も少なく、自分がやりたい作業を行うことが出来ます。

例えばチャットやSNSアプリケーションのほかにも、お気に入りのショップや企業のアプリケーションを使って、旬な話題をいち早く手に入れ、お買い得情報を元にお出かけしたり、と、私たちの生活の一部としてアプリケーションは存在しています。

また企業内においても、昨今のリモートワーク化も相まって、業務用アプリケーションを導入・開発し、効率よくコミュニケーションや営業活動、バックヤード管理が行えるように工夫しているところも増えてきました。

しかし一方で、これらのアプリケーション開発には時間と労力、お金がかかるという問題が残されており、そう易々とは開発や導入がしづらい状況です。
パソコン以上にスマートフォンを通じた情報のやり取りやコミュニケーションが進む今、企業はもちろん個人レベルにおいても、アプリケーションを通じて必要な情報を必要な時にスムーズに取り出せるようにしていくことが、より一層求められるようになるでしょう。

そうした環境整備が進むことによって、個々人レベルで必要とする情報のやり取りや、多方面の情報との連携がスムーズに行えるようになり、生活や働き方の質向上、社会とのつながり方の変化、地域社会の再構築等にもつながっていくと考えられます。

今、こうした未来を切り開く、今までになかった新しいアプリケーション開発の形に挑戦し続ける企業の取り組みに、注目が集まっています。

ドコドア株式会社の総合デジタルマーケティング事業の特徴は、圧倒的なコストパフォーマンスと子どもにも扱える簡便さを軸に、あらゆる必要な機能を自分自身でアプリ化できる、という点です。

ドコドア株式会社の本間隆之さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

ノーコードで誰でも簡単に速攻で、あらゆる機能をアプリ化できるという使い勝手の良さが何より大きな特徴です。
もちろん自社ホームページやSNS、Google等との連携も行えます。

今までは、大きな企業が自社専用のアプリケーションを開発してマーケティングに利用する、といったイメージが強いかもしれませんが、これからは個人レベルでも利用価値の高いアプリケーションツールを作り、組織内でのコミュニケーションや情報共有をスムーズに行ったり、迅速かつ正確・必要な情報を手に出来るようになることで、個人と社会のつながりや地域コミュニティの活性化、ひいては地方創生のトリガーにもなるプロダクトと考えています。
この『applimo』のアプリ開発を起点として、今後、DX/RPA/Marketing この3つの改革を実践し、可能性の幅を広げていきます。、

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

コスト高を理由にアプリを導入できなかった中小企業さまはもちろんのこと、同窓会・PTAといった団体活動を行う際にもご利用価値は高いサービスです。
あらゆる業種・業界、更には個人に至るまで、集客促進や業務効率化を図りたいと考えておられる方々にご利用いただきたいと思います。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

全国の中小企業のMarketing(集客)・RPA(業務効率化)を支援することで、日本のDXを牽引します。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

エクイティによる資金調達に頼らなかったことで、スピーディなサービス開発ができませんでした。
これはサービスを進める以外に解決策はありませんでした。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

ミッションである「良質なものが正しく評価される社会作り」を実現するために、中小企業のマーケティングをサポートできるようなサービス開発に努めます。

・今の課題はなんですか?

事業拡大のための採用に課題を抱えています。

・読者にメッセージをお願いします。

従来は数百万円が必要だったアプリの導入ですが、弊社のアプリモというサービスによって初期費用が0円でも導入が可能となりました。
費用対効果の高いマーケティングを実感してください。

会社名 ドコドア株式会社
代表者名 本間隆之
創業年 20①1年2月
社員数 35名
資本金 170,600,000円
事業内容 総合デジタルマーケティング
サービス名 applimo(アプリモ)
所在地 東京都千代田区大手町2-6-1朝日生命大手町ビル3階
代表者プロフィール 1978年新潟県生まれ。長岡造形大学在学中䛾2000年に個人事業主としてレストランバー「Mcr」を開業、2001年に事業譲渡。
2002年からIT系広告代理店にてWebコンサルタントとして活動。
2006年から株式会社IWATにて、ユニー・ファミマHD䛾モール型SCやサークルKサンクス、イオンモールなど䛾プロモーションに携わり、関東甲信越を統括するディレクションチーム䛾リーダーとして年間売上10億円を達成。2011年にドコドア株式会社を設立。
2018年に䛿一般社団法人燕三条青年会議所理事長に就任。
2019年から三条市が主管する三条アクセラレータープログラム䛾実行委員長に就任。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DX アプリ アプリ開発 デジタルマーケティング ドコドア ノーコードアプリ開発 フルスクラッチアプリ開発 本間隆之
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