完全自動運転システムを開発する「Turing」が126.2億円調達
2026年7月6日、Turing株式会社は、総額126億2000万円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、シリーズAラウンド全体で278.9億円の資金調達を完了しました。
Turingは、カメラから得た情報をもとに、認識・判断・車両制御までを一気通貫で担うE2E(End-to-End)自動運転システムを開発しています。
また、歩行者・標識・信号・道路状況などを言語的に理解し、複雑な運転シーンにも柔軟に対応するフィジカル基盤モデルの開発にも取り組んでいます。
今回調達した資金は、計算基盤の拡充、社会実装に向けた事業体制の強化、人材採用に活用します。
現在の自動車交通は、物流業界の人手不足や輸送コストの増大、交通事故の発生、交通弱者の移動手段の確保といったさまざまな課題を抱えています。こうした課題の解決策として、自動運転技術への期待が高まっています。
日本では、2023年4月の道路交通法改正によりレベル4の自動運転が解禁され、特定のエリアや条件下では無人運行の実用化が進み始めています。一方で、レベル4は特定の走行環境を前提とするため、多様な環境下での完全な自動運転を実現するレベル5の開発が引き続き重要な課題となっています。
こうしたなか、TuringはAI技術を活用し、ハンドルを持たないレベル5の完全自動運転車の実用化を目指して研究開発を進めています。
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