創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年8月18日中高生向けのAIチューターアプリ「Knock」を提供する「Hanji」が3億円調達

2025年8月15日、Hanji株式会社は、総額約3億円の資金調達を発表しました。
Hanjiは、中高生向けのAIチューターアプリ「Knock(ノック)」を開発・提供しています。
生成AIを活用した、中高生向けの学習アプリです。手元の問題の写真を撮ることで、ヒント・解説・重要ポイントをユーザーごとに寄りそって示す「AIスキャン」機能を特徴としています。
アプリストアを通じて中高生に直接提供しているほか、学校などの教育機関への導入も行っています。
今回調達した資金は、AIチューターとしてのさらなる進化と拡張に活用します。具体的には、AIスキャン機能の精度とUXの改善、進路サポート機能や個別学習プラン作成機能の実装、教育機関への導入加速を進めます。
学生向け学習支援サービスの高度化が進んでいます。
とくに中高生は学力や理解度にそれぞれ差があるため、学習の個別最適化が重要です。通常の集団授業ではそのニーズを満たすことが難しいため、学習塾といった外部の学習サービスが利用されます。
近年は、AI技術の発展により、ITサービスにおいても学習の個別最適化が実現されています。こうしたサービスは通常、学習塾などよりも安価で提供されるほか、ユーザーのスケジュールに柔軟性が生まれるため、より多くのユーザーの利用が期待できます。
こうした流れのなかで、Hanjiは中高生向けAIチューターアプリ「Knock」を提供しています。問題をスマートフォンで撮影することでAIチューターが伴走するといったUXを最大の特徴としています。
教育や学習は企業の成長にとっても重要です。なかでも読書は効率的かつコストパフォーマンスの良い学習方法のひとつであるため、創業期には大きな助けとなってくれるでしょう。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。
また、企業を成長させるには資金調達に関するノウハウもしっかりと身につけることが肝心です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功に導くためのノウハウなど、さまざまな資金調達に関するノウハウを提供しています。無料で送付しているので、ぜひご活用ください。
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | EdTech Hanji Knock アプリ チューターアプリ ノック ピント 中学生 中高生 個別学習 勉強 受験 学校 学習 教育機関 株式会社 生成AI 解説 資金調達 高校生 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年11月25日、株式会社ファノーヴァは、資金調達を実施することを発表しました。 OMO型セミパーソナルジム「FLATTE(フラッテ)」を運営しています。 1回370円から通うことができる1対少…
2023年2月3日、株式会社サイトスコープは、株式会社ピアラと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 サイトスコープは、デジタルマーケティングとシステム開発の2つを軸に、伴走型DX支援事業を…
2019年12月2日、emol株式会社は、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、エンプロイー・ウェルビーイングを実現するメンタル・トレーニング・サービス「emol work…
株式会社オトバンクは、「audiobook CAMP」の提供を2019年4月4日(木)から開始することを発表しました。 「audiobook CAMP」は、企業向けの、オーディオブック月額サブスクリプ…
2021年3月25日、ココホレジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、インパクト投資を推進する一般財団法人社会変革推進財団などです。 ココホレジャパンは、小規模事業者の後…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…