注目のスタートアップ

独自の球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」をベースとした自律走行システムを開発する「TriOrb」が6.6億円調達

company

2025年3月31日、株式会社TriOrbは、デットファイナンスにより株式会社みずほ銀行から、5億円の資金調達を発表しました。

また、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)を引受先とする第三者割当増資により1.6億円の出資を受けたことも発表しました。これにより、合計で6億6000万円の資金調達を実施しました。

TriOrbは、独自開発の球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」を基盤に、自律走行および複数台での自律協調搬送システムを開発しています。

現在、複数の製造業企業に対し、柔軟性と拡張性を備えた生産ライン実現に向けたソリューションを提供しています。


製造・物流現場における生産性革新に向け、自律走行搬送ロボット(AMR)をはじめとするロボティクスソリューションの導入が加速しています。

製造業や物流倉庫では、基幹プロセスの自動化は進んでいますが、工程間搬送が手作業に依存することが多く、これが生産性向上のボトルネックとなっていました。AMRは工程間搬送をはじめとするプロセスを自動化することで、現場全体の生産性向上に寄与します。

TriOrbの「TriOrb BASE」は、九州工業大学の革新的な技術を基盤とする独自のハードウェアです。3球体・3モーターにより全方位への移動を実現しています。

既存の全方向移動ロボットと比較して、「TriOrb BASE」は卓越した外乱走破性、高精度な位置決め能力、そして優れた耐荷重性を備えており、次世代ロボットのパフォーマンスを飛躍的に向上させるポテンシャルを秘めています。

効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、効果的なシステムやツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

また、大規模なシステム投資には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、融資のノウハウや、VCから出資を受けるための方法など、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AMR BtoB TriOrb TriOrb BASE システム ソリューション ロボット 九州工業大学 協調 工場 搬送 株式会社 物流 移動 自律 自律走行 自律走行搬送ロボット 荷物 製造業 資金調達 連携 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

シニア向けコミュニティ「趣味人倶楽部」運営の「オースタンス」が資金調達
2019年12月20日、株式会社オースタンスは、資金調達を実施したことを発表しました。 日本最大級のシニア向けコミュニティ・サービス「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」を運営しています。 匿名性のコミ…
テレワーク人材マッチング・プラットフォーム運営の「Remoteoffer」とオンライン秘書サービス提供の「your team.」が業務提携
2020年10月16日、株式会社Remoteofferは、your team.と業務提携契約を締結したことを発表しました。 Remoteofferは、リモートワーク・テレワーク人材に特化したSaaS型…
「双日」と「フジ日本精糖」が植物肉「NIKUVEGE」を展開する「Tastable」に出資
2022年6月15日、双日株式会社とフジ日本精糖株式会社は、株式会社Tastableに共同出資することに合意したことを発表しました。 2022年7月1日増資完了予定で、出資比率は、双日30%、フジ日本…
製造業特化のAI電子帳票システム「ミライのゲンバ帳票」を提供する「ミライのゲンバ」が1.74億円調達
2024年7月18日、株式会社ミライのゲンバは、総額約1億7,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ミライのゲンバは、製造現場に特化したAI電子帳票システム「ミライのゲンバ帳票」を提供し…
不動産売買に特化した電子契約サービス「Release」などを展開する「GOGEN」が3億円調達
2022年12月1日、GOGEN株式会社は、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 GOGENは、不動産売買に特化した電子契約サービス「Release(レリーズ)」や、手付金が不要となる住宅購…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集