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農業ロボットや農作業のBPOサービスを手がける「レグミン」が資金調達

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2025年7月16日、株式会社レグミンは、資金調達を発表しました。

レグミンは、自律走行型農業ロボットの開発・提供や、農作業のBPOサービスを展開しています。

独自開発の農薬散布ロボットと農薬管理アプリを組み合わせたBPOサービス「マクミン」により、免許不要で、簡単・正確・均一な農薬散布を実現することで、農業経営者が経営戦略や高付加価値な生産活動に注力できる環境の創出を目指しています。

今回調達した資金は、農業分野におけるロボットの活用や、農作業のBPOサービスの社会実装を加速させるために活用します。


日本の農業は現在、深刻な構造的課題に直面しています。少子化と後継者不足に伴う慢性的な人手不足、農業従事者の高齢化による生産性の低下、さらに中山間地域が多いことに起因する厳しい作業環境といった地理的条件に加え、近年の異常気象や気候変動の影響も無視できません。これら複数の要因が複雑に絡み合い、農業の持続可能性を深刻に脅かしています。

こうした状況を打開する手段として、AI、IoT、ロボット技術などを活用し、農業の効率化、高品質化、そして持続可能性の実現を目指す「スマート農業」が注目されています。スマート農業は、データや自動化技術を活用することで、省力化と安定した生産を同時に実現する新たな農業の形です。

このような流れのもと、レグミンは自律走行型の農業ロボットによる農作業の効率化に取り組んでいます。

また、ロボットと専用アプリを活用した農薬散布の受託サービス「マクミン」も展開しており、人手不足や高齢化といった課題への対応に加え、作業の安全性向上とさらなる効率化を実現しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ BPO BtoB サービス スマート農業 マクミン レグミン ロボット 株式会社 資金調達 農作業 農業 農薬 農薬散布ロボット
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