創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年6月26日デジタル保険代理店「コのほけん!」を運営する「Sasuke Financial Lab」が12億円調達

2025年6月26日、Sasuke Financial Lab株式会社は、総額約12億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は約32億円となりました。
Sasuke Financial Labは、デジタル保険代理店「コのほけん!」の運営や、保険業界向けのDX・マーケティング支援事業を展開しています。
「コのほけん!」は、保険の見積もり・比較・検討・申し込みをデジタル化し、直感的な操作とイラストやインフォグラフィックスを取り入れ、保険商品を見やすく、わかりやすく掲載しています。
今回調達した資金は、保険販売領域におけるAI技術の開発、マーケティング基盤の強化、ライフコンサルタントの採用・育成強化、保険代理店のロールアップM&A推進、保険業界向けDX・マーケティング支援事業の拡大に活用します。
2024年度「生命保険に関する全国実態調査」(生命保険文化センター)によると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は89.2%と、依然として高水準を維持しています。
一方で保険業界は、国内の少子化に伴う新規加入者の減少と、高齢化の進展による保険金支払い負担の増大という、二重の課題に直面しています。
このような環境下では、顧客満足度の向上を通じた既存契約者の維持・拡大に加え、テクノロジーを活用した商品開発の高度化や業務プロセスの効率化によるコスト削減が急務となっています。
とくに、新型コロナウイルスの影響により対面営業に制約が生じたことを受け、保険商品の非対面チャネルへの移行が加速しています。
こうした流れのなかで、Sasuke Financial Labはデジタル保険代理店「コのほけん!」を展開しています。
事故・災害・病気などはいつどんなときに訪れるのかわかりません。そのため万が一の備えとして保険に加入します。企業においても不測の事態に備えることは重要ですが、保険はスタートアップや中小企業にとっては費用の負担が大きいものでもあります。そこで活用できるのが共済制度です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、共済制度の仕組みを解説し、スタートアップ・中小企業におすすめの共済を紹介しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB DX InsurTech Sasuke Financial Lab インシュアテック コのほけん! この保険 デジタル デジタル保険代理店 デジタル化 ベンチャー マーケティング支援 代理店 保険 保険商品 保険業界 損害保険 株式会社 生命保険 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
創業手帳株式会社は、「初めての競合比較分析講座」を2021年1月18日(月)に開催することを発表しました。 「初めての競合比較分析講座」は、美容業界向けに、誰でもすぐに始められるマーケティングの考え方…
2022年1月13日、VIE STYLE株式会社は、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イヤホン型脳波計によって脳波を取得し、独自開発のAIエンジンによって集中道・ストレ…
2022年9月14日、Spes株式会社は、株式会社ハイブリッドテクノロジーズと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Spesは、完全無料のオールインワン型在庫管理クラウド「Spes(スペー…
2021年9月30日、カメラブ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、UIデザイン事業やWebサービス開発の株式会社グッドパッチです。 カメラのサブスクリプションサービス「Goo…
2022年12月27日、戸田建設株式会社は、アイリス株式会社に出資を実施したことを発表しました。 アイリスは、感染症診断用AI医療機器「nodoca(ノドカ)」を開発・提供しています。 咽喉の画像と問…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…