【国土交通省】「多様な受取方法等の普及促進実証事業費補助金」(6/30締切)

subsidy

国土交通省「多様な受取方法等の普及促進実証事業費補助金」のご案内です。

宅配便の再配達率が高止まりしている状況が物流事業者にとって大きな負担となっている中で、消費者が荷物の多様な受取方法やゆとりを持った配送日時の指定等をより自発的かつ積極的に選択する仕組みを構築する先進的な実証事業を支援します。

対象経費

多様な荷物の受取方法の普及促進に向けた仕組み(駅や公共施設等のコインロッカーを宅配ロッカーとして使用可能とするためのシステム改修、複数事業者間の連携による再配達削減のためのシステム構築、これらに付随する宅配ロッカーの設置等)を構築する実証事業に係る経費。

補助金額

上限5000万円・経費の1/2以内。

スケジュール

2025年5月30日(金)~2025年6月30日(月)17:00


新型コロナウイルス感染症の影響でECの利用が広がり、宅配便の取扱件数が急増した一方で、深刻な人手不足も重なったことから、物流業界では再配達の問題が顕在化しています。

国土交通省の調査によると、配達された荷物のおよそ2割が再配達となっており、これがドライバーの負担や業界全体のコスト増加につながっています。さらに、再配達によるトラックの走行増加は、CO2の排出量を押し上げ、環境への悪影響も懸念されています。

このような状況を受け、物流各社ではアプリやLINE、メールを活用して配達予定時刻を事前に通知するなどの対策を進めています。ただし、これらの施策は受け取り手の協力が前提となるため、現時点では根本的な解決には至っていません。

そこで物流業界・宅配事業者では、置き配、宅配ボックス、宅配ロッカーなど、受け取り方法の多様化を進めています。ユーザーが自身に合った受け取り方を選ぶことができれば、ユーザーの利便性を向上させながら再配達率を低減させることができます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 再配達 助成金 国土交通省 多様な受取方法等の普及促進実証事業費補助金 宅配便 実証事業 物流 補助金 運送
詳細はこちら

「多様な受取方法等の普及促進実証事業費補助金」の募集開始

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年度「穀物グリーン化転換推進事業(籾殻利用循環型生産技術体系実証事業及びカメムシ斑点米発生抑制等生産体系実証事業)」補助金
農林水産省は、令和6年度「穀物グリーン化転換推進事業(籾殻利用循環型生産技術体系実証事業及びカメムシ斑点米発生抑制等生産体系実証事業)」の公募について発表しました。 将来にわたる食料の安定供給に向けて…
「共同・協業販路開拓支援補助金」(第9回公募)
全国商工会連合会は「共同・協業販路開拓支援補助金」の第9回公募について発表しました。 地域経済を支える中小企業・小規模事業者等(参画事業者)が、今後複数年にわたり相次いで直面する働き方改革、被用者保険…
「商店街にぎわい創出事業」(3次公募)令和6年能登半島地震被災商店街のにぎわい創出を支援
中小企業庁は、令和5年度予備費 被災商店街等再建支援事業「商店街にぎわい創出事業」の3次公募について発表しました。 令和6年能登半島地震により影響を受けた地域のうち石川県、富山県、新潟県、福井県の県内…
ラストワンマイル配送のルート最適化システム「Loogia」を提供する「オプティマインド」が20億円調達
2022年12月12日、株式会社オプティマインドは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オプティマインドは、ラストワンマイル配送におけるルート最適化クラウドサービス「Loogia(…
令和6年度「持続可能な食品産業への転換促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進事業」3次公募
農林水産省は、令和6年度「持続可能な食品産業への転換促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進事業」の3次公募について発表しました。 食品産業のサプライチェーン全体での持続可能性を高めるため、産地との…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集