注目のスタートアップ

特定技能外国人紹介事業を展開する「LivCo」が資金調達

company

2025年6月4日、株式会社LivCoは、資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は1.6億円となります。

LivCoは、外国人特化型HRプラットフォーム事業(特定技能外国人紹介事業)を展開しています。

具体的には、日本で働きたい外国人と日本企業をマッチングするHRプラットフォームの運営、外国人向けライフサポート事業、外国人向け不動産事業、外国人向けメディアプラットフォームの運営、インドネシア・バンドンでの日本語学校の運営を展開しています。

今回調達した資金は、組織拡大・人材採用、営業・マーケティングの強化、インドネシアにおける日本語学校新校舎の建設、社内DX・AI推進に活用します。


厚生労働省の発表によれば、2024年10月末時点で日本国内の外国人労働者数約230万人となり、前年から約25.4万人増加しました。届出が義務化された2007年以降、過去最多を更新しています。

日本では少子高齢化の進行により、労働力人口の減少が深刻な課題となっており、とくに地方では若年層の流出が進むことで人手不足が顕在化しています。こうした状況のなか、外国人労働者の受け入れは人手不足解消の有効な手段として注目されています。

こうした背景を踏まえ、2019年4月に「特定技能制度」が導入されました。この制度は、人材の確保が困難な産業分野において、一定の専門性や技能を持つ外国人の受け入れを可能とする仕組みであり、導入以降、外国人労働者の受け入れ拡大を後押ししています。

しかし、外国人材の活用にあたっては、手続きの煩雑さ、受け入れ体制の整備、入社後のフォローアップなど、さまざまな課題を抱える企業も少なくありません。

とくに初めて外国人材の採用に取り組む企業にとっては、ノウハウが不足しているケースが多く、採用から定着までを円滑に進めるためには、外部の専門事業者などによる支援が重要となります。

人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB HR LivCo インドネシア メディア 不動産 人事 人材採用 人材紹介 外国人 外国人人材 外国人材 日本語学校 株式会社 特定技能外国人 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

LINEで完結するオンラインショップ「BuyChat」を提供する「Chai」が1.7億円調達
2023年8月9日、株式会社Chaiは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Chaiは、LINEで完結するオンラインショップ「BuyChat」を提供しています。 接客・決済…
制御性T細胞を用い免疫療法を開発する「レグセル」が5.5億円調達
2022年4月26日、レグセル株式会社は、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 レグセルは、制御性T細胞(Treg細胞)の活用により、自己免疫疾患治療、移植免疫、癌免疫等に…
ソーシャルメディア分析やリテールマーケティングの「データセクション」がりそなSXフレームワークローンによる資金調達を実施
2023年1月4日、データセクション株式会社は、「りそなSXフレームワークローン」による融資契約をりそな銀行と締結したことを発表しました。 データセクションは、ソーシャルメディア分析事業、リテールマー…
Eコマース運営の自動化・効率化を支援するAIサービスを開発する「Sync8」が資金調達
2024年4月9日、株式会社Sync8は、資金調達を実施したことを発表しました。 Sync8は、AIコマースアシスタント「Sync8(シンクエイト)」の開発などを行っています。 「Sync8」は、独自…
アジアへの越境ECを支援する「アジアンブリッジ」と「ラバブルマーケティンググループ」が資本業務提携
株式会社ラバブルマーケティンググループは、アジアンブリッジ株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 アジアンブリッジは、アジア向け越境EC支援事業として、FDA申請、貿易、フルフィルメントなど…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集