創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年5月30日オフィスにおける郵便物・配達物管理SaaSを運営する「トドケール」が1.5億円調達

2025年5月30日、株式会社トドケールは、総額1億5000万円の資金調達を発表しました。
トドケールは、配達物・郵便物管理SaaS「トドケール」を開発・運営しています。
総務・メール室向けの郵便物・配達物管理クラウドアプリケーションです。スマートフォンやPCから簡単に郵便物・配達物のデジタル管理・処理の自動化を実現できます。
OCRにより荷物管理簿を写真から作成する機能、荷物をメール・Slack・Teamsで通知する機能、郵便物に紐付く書類をPDFで保管・通知し、会計システムに連携する機能、電子サイン機能などを備えています。
また、郵便物を電子化して配布する郵便物管理に特化したミニBPOサービス「クラウドメール室」も展開しています。
今回調達した資金は、「トドケール」のさらなる顧客基盤拡大のための営業・カスタマーサクセス人材の採用強化と、物流との連携や周辺総務領域への拡大を含めた機能開発のための開発チームの採用強化に活用します。
企業のオフィスには日々多くの郵便物や宅配物が届きます。企業規模が大きくなるほどその量も増加し、受け取りや仕分け、社内各部署への配達、外部への発送などを一括して管理するために「メール室」といった専任部署が設けられることもあります。
届く郵便物の内容はダイレクトメールから機密文書、取引に関わる重要書類までさまざまで、不要なものと重要なものが混在するため、慎重な対応が求められます。
このように郵便物の管理業務は煩雑で手間がかかるため、業務の効率化を図りたいというニーズは以前から存在していました。
加えて、コロナ禍によりテレワークが広がるなか、郵便物はオフィスに届くため、それを確認・対応するためだけに出社せざるを得ないという新たな課題も生まれました。この課題に対応する手段として、郵便物管理のデジタル化サービスが注目を集めています。
こうした背景のもと、トドケールは郵便物・配達物管理SaaS「トドケール」や、郵便物管理に特化したミニBPOサービス「クラウドメール室」を展開し、企業の郵便物管理の効率化・デジタル化を支援しています。
テレワークをはじめるには、さまざまなデジタルツールの導入が必要となります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「リモートワーク手帳」では、リモートワークをはじめるために必要なものや、快適なリモートワーク環境を実現するツールについて詳しく解説しています。
また、社内環境を抜本的に変えるための投資においては資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | BtoB SaaS オフィス メール 株式会社 管理 自動化 荷物 資金調達 郵便物 配達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年10月31日、newmo株式会社は、総額約63億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズAラウンドの累計調達額は約167億円、創業以来の累計資金調達額は約187億円となります。 …
2022年8月5日、DataMesh株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 DataMeshは、MR技術の業務への導入に際し、実装の内製化を支援するサービス「DataMesh Direct…
2024年3月5日、株式会社ベター・プレイスは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、2023年6月に実施したシリーズBの延長ラウンドとして実施したものとなり…
2022年4月4日、株式会社メトセラは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社と東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社です。 また、小児先天性心疾患に対…
2024年1月31日、株式会社SPACERは、総額6億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SPACERは、スマートロッカー「SPACER(スペースアール)」を開発・提供しています。…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

