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2025年5月16日統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供する「SUPER STUDIO」が17億円調達

2025年5月16日、株式会社SUPER STUDIOは、総額約17億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は約101億円となります。
SUPER STUDIOは、統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供しています。
マーケティング・販売の強化とアジャイルなデータ活用を可能にする統合コマースプラットフォームです。
今回調達した資金は、「ecforce」を軸としたコマースDXの支援拡大に向けたプロダクト開発、採用強化、エンタープライズ企業を中心とした顧客獲得のためのセールス・マーケティング活動などに活用します。
経済産業省の調査によると、2023年の国内BtoC-EC市場規模は24.8兆円に達し、前年比比で9.23%の成長を記録しました。また、全商取引におけるECの割合を示す「EC化率」も9.38%に上昇しており、オンラインショッピングの利用が拡大していることがうかがえます。
さらに、国内のEC化率は欧米諸国と比較してまだ低い水準にあるため、今後も成長の余地があると見られています。
ECの大きな特徴のひとつは、実店舗を持たなくても全国および海外に向けて商品やサービスを提供できる点です。その一方で、ファンの獲得や集客、顧客対応、価格競争、運営業務の煩雑さなど、多くの課題も存在します。
とくに、EC運営には専門的なスキルが求められますが、人材不足などの理由により、必要な人材を確保できない事業者も多く、その結果、運営の負担が増大しています。
このような背景のもと、SUPER STUDIOは、統合コマースプラットフォーム「ecforce」の提供を通じ、効率的な運営支援や顧客対応機能の提供を通じて、コマースDXの実現をサポートしています。
ECは重要なチャネルとなっていますが、EC独自の集客ノウハウが求められるため、しっかりと準備をして参入することが重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。
また、ビジネスの成長段階においては資金調達が重要となります。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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