注目のスタートアップ

地域医療連携システムを提供する「メディグル」が2.45億円調達

company

2025年4月11日、メディグル株式会社は、総額2億4500万円の資金調達を発表しました。

メディグルは、医療機関の患者紹介を円滑にするWeb予約システム「medigle予約」や、地域医療連携に特化したCRMシステム「medigleCRM」、かかりつけ医受診・逆紹介を推進する「medigle検索」、地域医療連携プロモーションの企画から広報物制作までワンストップで対応する「medigleNEXT」を提供しています。

「medigle予約」は、予約業務の効率化と紹介元医療機関の利便性向上を同時に実現するWeb予約システムです。

今回調達した資金は、各種サービスの導入促進や、患者紹介プラットフォームの構築の実現に向けた、営業・マーケティング・開発、各部門の組織体制のさらなる強化に活用します。


地域医療連携とは、地域内の医療機関がそれぞれの専門性や役割を活かしながら医療機能を分担し、患者にとって最適な医療を提供することを目指す取り組みです。

このような連携が必要とされている背景には、都市部の大病院に患者が集中してしまい、診療体制が逼迫している一方で、地域の中小規模の医療機関のリソースが十分に活用されていないという課題があります。

高齢化の進行により医療のニーズが増え続けている現在、こうした偏りを是正しなければ、地域全体としての適切な医療提供が難しくなるおそれがあります。

そのためには、患者を地域内の医療機関に紹介・逆紹介する体制を整えることが重要です。この体制を機能させるには、医療機関同士が患者情報や診療内容をスムーズに共有できるよう、情報連携の仕組みを整えることが不可欠です。

このような背景のもと、メディグルは、地域医療連携を支援するクラウドベースのシステムを提供しています。

事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CRM DX システム デジタル化 予約 医療 医療機関 地域医療連携 患者 情報 株式会社 病院 紹介 資金調達 連携
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本コンテンツの世界流通を手がける「REMOW」が12.8億円調達
2022年5月10日、REMOW株式会社は、総額12億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 REMOWは、日本コンテンツを全世界で楽しむことができるサービスや流通網を構築するため設立…
ビーコンを使ったPOI位置情報プラットフォーム「pinable」提供の「スイッチスマイル」が資金調達
2022年5月24日、株式会社スイッチスマイルは、資金調達を実施したことを発表しました。 関西万博に寄与し関西の活性化を目指すスタートアップに出資をする「大阪・関西万博活性化ファンド」の出資1号案件と…
多言語モバイル金融サービスを開発する「GIG-A」が193万ユーロ(約2.8億円)の資金調達を実施
2022年11月2日、株式会社GIG-Aは、193万ユーロ(約2.8億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 また、東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の株式会社UI銀行との間で、年内にサービ…
デジタルヘルスサービス開発総合支援「DoctorsCloud」などの「ドクターズ」が資金調達
2021年11月30日、ドクターズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ドクターズは以下のサービスを展開しています。 ・医師によって医療現場に最適な品質・医療水準・エビデンス性とビジネス…
「ライフエンディングテクノロジーズ」と「廣済堂グループKOIL」が事業提携 「葬送オンライン」の試験運用を開始
2021年3月26日、ライフエンディングテクノロジーズ株式会社は、株式会社廣済堂の子会社である株式会社KOSAIDO Innovation Labと業務提携したことを発表しました。 この提携により、廣…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集