注目のスタートアップ

遠隔でも企業文化を伝えられるオンライン採用ツールを提供する「Tours」が資金調達

company

2025年4月2日、株式会社Toursは、資金調達を発表しました。

引受先は、QXLV(クオンタムリープベンチャーズ)と、株式会社リコーCVCのリコーイノベーションファンドです。

今回の資金調達により、累計調達額は1.2億円となりました。

また、社名を株式会社DINAMICAから株式会社Toursへと変更したことも発表しています。

Toursは、オンライン採用ツール「Tours」を提供しています。

バーチャルオフィスツアー機能やチームの働き方や文化を伝えることで、遠隔でも企業の「空気感」を届け、新たな採用体験を提供しています。

今後、プロダクトの機能強化、営業・開発体制の拡充を進めます。

また、リコーとの業務提携を通じ、より良い職場環境づくり(ワークプレイスエクスペリエンス)」に関するビジネス連携を強化していきます。


人手不足が深刻化する現在の労働市場において、オンライン採用は企業にとって重要な役割を果たしています。

オンライン採用は、求人の掲載から応募者の選考、面接の実施までを一貫してデジタルで行うことができます。これにより採用担当者の業務負担を軽減し、より多くの人材を効率的に採用できるほか、スピーディな選考プロセスも実現可能です。

また、オンライン採用は全国や海外の応募者とも接点を持てるため、より多くの人材にアプローチできます。

一方で、オンライン採用では企業文化や風土を伝えることが難しいという課題があります。多くのオンライン採用では会議システムを使い、限られた時間で面接などを行います。

そのため、オフィスの実際の雰囲気や社員同士の関係、日常のコミュニケーションの様子などを把握することができません。

Toursはこの課題を解決するため、企業文化を直感的に伝えられるオンライン採用ツール「Tours」を提供しています。

人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DINAMICA Tours オンライン採用 チーム ツール ツアー バーチャルオフィス リコー ワークプレイス 人材採用 体験 働き方 採用 株式会社 空気 資金調達 遠隔
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「オルツ」が「キーエンス」と資本業務提携 生成AIを活用したソリューションの開発・提供においてパートナーシップを開始
2023年9月8日、株式会社オルツは、株式会社キーエンスと資本業務提携を行ったことを発表しました。 オルツは、デジタルクローン「P.A.I.」の開発や、AIを活用した自動議事録サービス「AI GIJI…
AIを活用し企業の意思決定を支援する「Deepcraft」が資金調達
2024年9月24日、株式会社Deepcraftは、資金調達を実施したことを発表しました。 Deepcraftは、AI・データ解析領域を起点に、企業の課題を解決し、成長力を高める支援を行っています。 …
「保育園留学」「ふるさと食体験」などの地方創生事業を展開する「キッチハイク」が資金調達
2022年12月28日、株式会社キッチハイクは、総額5億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 キッチハイクは、地域と子育て家族をつなぐ「保育園留学」や、地域と生活者をつなぐオンライン…
衛星データから地上の構造物を再現した仮想世界を自動生成するAIを開発する「スペースデータ」が14.2億円調達
2022年8月3日、株式会社スペースデータは、総額14億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スペースデータは、衛星データと3DCG技術を活用し、バーチャル空間に現実と瓜二つの仮想世…
次世代キャリア支援プラットフォーム「BaseMe」を運営する「アレスグッド」が4.6億円調達
2024年8月28日、株式会社アレスグッドは、総額4億6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アレスグッドは、次世代キャリア支援プラットフォーム「BaseMe(ベイスミー)」を運営してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集