注目のスタートアップ

デジタルツインIoTソリューションシステム「no-miz」を提供する「ゼロワン」が資金調達

company

2025年3月28日、株式会社ゼロワンは、資金調達を発表しました。

ゼロワンは、デジタルツインIoTソリューションシステム「no-miz(ノウミツ)」や、3Dスキャン事業を展開しています。

「no-miz」は、デジタルツイン技術、LiDARセンサー、IoT空気環境センサーを組み合わせ、空間の空気環境・人流密度・滞在時間といった情報を可視化し、空間のリアルタイムモニタリングを実現するシステムです。

環境悪化に対するスピーディな対応、感染症対策、プライバシーを考慮した人流調査、混雑状況の可視化、マーケティング分析などに貢献します。

今回調達した資金は、デジタルツイン技術を活用したソリューション開発の加速に活用します。

現在、「no-miz」をベースとした製造業向けのソリューションモデルを開発しています。このモデルは、人や設備の動態を高精度かつリアルタイムにモニタリングし、生産効率の向上と安全対策の両立を実現することを目的としています。


デジタルツインとは、現実空間に実在するものを仮想空間に正確に再現したものです。現実に連動する仮想空間で正確なシミュレーションを行うことで、高い精度で未来を予測し、たとえば製造業における設備の故障などを予見し、予知保全を実現するといったことが可能となります。

ゼロワンは、コロナ禍において、デジタルツイン技術やIoT技術を活用した空間モニタリングシステムの実証実験を開始し、現在は感染症対策に限らない空間のデジタルツインIoTソリューションシステム「no-miz」として提供しています。

そして現在、「no-miz」をベースに、製造業向けのソリューションモデルを開発しています。

製造業では競争力強化のため、DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されています。そのなかでもデジタルツイン技術は、設備の予知保全、製造プロセスの最適化、試作開発の効率化、スマートファクトリーの実現など、生産性向上やコスト削減の観点から注目されています。

近年のテクノロジーの発展は、業務に革新をもたらしています。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、設備投資には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 3D BtoB DX IoT LiDAR no-miz STATION Ai VR システム スキャン スタートアップ ゼロワン センサー デジタルツイン デジタルトランスフォーメーション ノウミツ マーケティング モニタリング リアルタイム 先進技術 可視化 安全対策 感染症対策 株式会社 混雑状況 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オフライン広告プラットフォーム展開の「ビズパ」が5,000万円調達
2020年4月24日、株式会社ビズパは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オフライン広告のプラットフォーム「Bizpa」を展開しています。 全国の広告商品の検索から発注までを…
ブロックチェーン開発基盤「blockchainBASE」など提供の「Ginco」が資金調達
2020年4月8日、株式会社Gincoは、資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン開発基盤「blockchainBASE」、取引所向け暗号資産管理システム「Ginco Enterpri…
匿名・無料で事業相談ができる「みんなで事業相談」など運営の「KnowHows」が8,797万円調達
2020年3月18日、株式会社KnowHowsは、総額8,797万円の資金調達を実施したことを発表しました。 弁護士・税理士・公認会計士・M&Aアドバイザー・事業者などに匿名・無料で事業相談ができるQ…
ゲーム・コンテンツ開発の「Colorful Tails」と「京都芸術大学」がハイパー・カジュアル・ゲーム開発分野において業務提携
2020年10月22日、株式会社Colorful Tailsは、京都芸術大学と業務提携することを発表しました。 Colorful Tailsは、PR事業やデジタル・マーケティング事業などを展開する株式…
微細藻類ユーグレナやクロレラなどを活用した食品・化粧品の開発・販売などを手掛ける「ユーグレナ」が「丸井グループ」「ロート製薬」それぞれと資本業務提携
2023年1月19日、株式会社ユーグレナは、株式会社丸井グループ、ロート製薬株式会社それぞれと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ユーグレナは、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集