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2025年3月25日観光振興事業費補助金(地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成事業)」地域公募開始

2025年3月24日、観光庁は、観光振興事業費補助金(地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成事業)」の地域公募を開始したことを発表しました。
有識者会議のとりまとめを踏まえ、観光コンテンツの供給、コンテンツの質及び満足度の向上、地方誘客の促進並びに消費単価の向上に直結する地域の魅力を伝えるガイドの不足という課題に対応するため、特に地方部において、「人材確保」「人材育成」の入口戦略と「市場活性化」の出口戦略の双方を見据え、地域特性等に応じ、地域一体となってローカルガイド人材の持続的な確保・育成に総合的かつ戦略的に取り組む際に必要な既存施設等の改修・整備、設備・備品の購入に係る経費の一部を補助する事業です。
地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成事業計画を募集します。
補助対象経費
・特に地方部において、地域特性等に応じ、地域一体となってローカルガイド人材の持続的な確保・育成に総合的かつ戦略的に取り組む際に必要な既存施設等の改修・整備、設備・備品の購入に要する経費
・設備・備品については、原則5万円以上、耐用年数3年以上のもの
補助金額
1件あたり上限1000万円・経費の1/2
公募期間
2025年3月24日(月)~2025年5月2日(金)
日本は長年にわたり観光立国としての取り組みを進めてきました。その結果、2024年には訪日観光客数が過去最高を記録し、国内旅行消費額も25兆円を超えるなど、業界全体が大きな成長を遂げています。こうした実績は、魅力的な観光資源の整備や、サービスの向上、そして市場のニーズに応じた施策の推進の成果です。今後も観光業界の発展が期待される中、さらなる成長を目指すためには、引き続き革新的な取り組みや、持続可能な観光インフラの整備、地域連携の強化など、さまざまな施策が求められています。
なかでも地方は地域活性化が重要な課題となっていますが、観光は、地域に人を集め、地域の魅力をより広く発信するものとしても重要な存在として推進されています。
一方、その地域観光の魅力を伝える存在である観光ガイドは不足しており、その充実が求められています。
このような背景を踏まえ、観光庁は、「観光振興事業費補助金(地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成事業)」を通じ、ローカルガイド人材の確保・育成を支援しています。
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