創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年3月21日令和7年度「宿泊施設サステナビリティ強化支援事業」補助金

観光庁は、令和7年度「宿泊施設サステナビリティ強化支援事業」について発表しました。
宿泊施設における省エネ設備等の導入に要する経費の一部を助成することにより、訪日外国人旅行者の受け入れに向けて、宿泊施設のサステナビリティの向上に関する取組を支援する事業です。
補助額
補助率:1/2
補助上限:1,000万円
補助対象経費
宿泊施設において既存設備を入れ替える事で建物全体の省エネ対策に資する以下に掲げる設備・備品の購入・設置に要する経費。
・省エネ型空調
・省エネ型ボイラー・配管
・二重サッシ
・節水トイレ
・照明機器
・その他省エネ対策に必要な設備・備品
宿泊施設において新たな設備を導入する事で環境負荷低減や、CO2 削減に寄与する以下に掲げる設備・備品の購入・設置に要する経費。
・太陽光発電、蓄電設備
・温室効果ガス排出量計測システム
・その他環境負荷低減や、CO2削減寄与に必要な設備・備品
公募期間
2025年3月24日(月)~2025年5月30日(金)17:00
訪日観光客に選ばれる宿となるために、環境対応を進めましょう。
2015年、国連総会で持続可能な開発目標(SDGs)が全会一致で採択されました。SDGsは、貧困や飢餓、ジェンダー平等、気候変動など、地球規模の課題に対する17の目標と169のターゲットを設定しています。
産業革命以降、経済社会は地球環境に負担をかけながら成長してきましたが、その影響は気候変動などの形で顕在化しています。今後も持続可能な生活を続けるためには、こうした課題の解決が求められています。
このような価値観は消費者にも広がっており、とくに欧米では環境配慮の意識が高まっています。環境に優しい商品やサービスは高く評価され、選ばれる傾向が強くなっています。
観光業は日本の成長産業の一つですが、自然や環境を資源とする一方で、その維持に負荷をかけている面もあります。そのため、環境対策は今後の観光業の発展に不可欠であり、訪日観光客の選択基準にもなっています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | サステナビリティ 宿泊施設 宿泊施設サステナビリティ強化支援事業 導入 支援事業 旅行 省エネ 補助金 観光庁 訪日外国人 設備 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年5月7日、YADOKARI株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 YADOKARIは、「タイニーハウス」「ミニマルライフ」「多拠点居住」に着目し、自由な生…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」20次締切の採択結果が公表されました。 中小企業者等の生産性向上や持続的な賃上げに向けた、革新的な新製品・新サービスの開発や海外需…
水産庁は、令和7年度「スマート水産業推進事業のうちスマート水産業普及推進事業」の公募について発表しました。 地域におけるスマート化の取組をリードする伴走者の育成を支援するとともに、伴走者のサポートの下…
農林水産省は、令和7年度「外食事業者等の地場産食材マッチング・活用促進実証事業」の公募について発表しました。 事業内容 外食産業等において地場産食材(ブランド野菜・畜産物等)の活用を促進し、付加価値向…
「中小企業人材確保のための奨学金返還支援事業」のご案内です。 建設・IT・ものづくり分野の都内中小企業等における技術者の人材の確保と定着を支援するため、中小企業等に奨学金の貸与を受けている大学生等が技…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

