「IT導⼊補助⾦2025」概要が公開

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「IT導入補助金2025」のご案内です。

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。

対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものです。

補助金申請者(中小企業・小規模事業者等)は、IT導入補助金事務局に登録された「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組んで申請することが必要です。

通常枠

中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入するための経費の一部を補助します。

補助率

1/2以内、2/3以内。

補助額

1プロセス以上:5万円以上、150万円未満
4プロセス以上:150万円以上、450万円以下

1次締切申請期間

2025年3月31日(月)~2025年5月12日(月)(予定)

インボイス枠(インボイス対応類型)

中小企業・小規模事業者等が、インボイス制度に対応した「会計」・「受発注」・「決済」の機能を有するソフトウェア、PC・ハードウェア等を導入するための経費の一部を補助します。

補助率・補助額

補助額50万円以下の場合、
中小企業:3/4以内
小規模事業者:4/5以内

補助額50万円超~350万円以下の場合、
2/3以内

PC・ハードウェア等は、
PC・タブレット等:上限10万円・1/2以内
レジ・券売機等:上限20万円1/2以内

1次締切申請期間

2025年3月31日(月)~2025年5月12日(月)(予定)

インボイス枠(電子取引類型)

取引関係における発注者が、インボイス制度対応のITツール(受発注ソフト)を導入し、当該取引関係における受注者である中小企業・小規模事業者等に対して、当該ITツールを供与する場合に、当該ITツールを導入するための経費の一部を補助します。

補助率

中小企業・小規模事業者等:2/3以内
その他の事業者等1/2以内

補助額

下限なし~350万円以下

1次締切申請期間

2025年3月31日(月)~2025年5月12日(月)(予定)

セキュリティ対策推進枠

中小企業・小規模事業者等が、サイバーセキュリティ対策を強化するためのITツールを導入するための経費の一部を補助します。

補助率

小規模事業者:2/3以内
中小企業:1/2以内

補助額

5万円~150万円以下

1次締切申請期間

2025年3月31日(月)~2025年5月12日(月)(予定)

IT導入補助金の最新情報を解説する記事はこちら>>
【2025年最新版】IT導入補助金とは?わかりやすく解説

近年、テクノロジーの急速な進展が多くの産業に大きな変革をもたらしています。

企業がテクノロジーを活用することで、業務の効率化や製品・サービスの高度化が可能となり、競争力の向上につながります。しかし、中小企業や小規模事業者にとって、デジタル化の推進は容易ではありません。特に、予算の制約やデジタル技術に精通した人材の不足が大きな課題となっています。

中小企業基盤整備機構が2023年に実施した「中小企業のDX推進に関する調査」によると、DXにすでに取り組んでいる、または今後取り組む予定があると回答した中小企業は31.2%にとどまっています。デジタル化の必要性は認識されているものの、実際に着手できていない企業が多いことが明らかになっています。

こうした課題を解決するため、政府は中小企業や小規模事業者を対象にデジタル化支援策を強化しています。その中でも「IT導入補助金」は特に注目されています。この補助金は、業務改善を目的としたデジタルツールの導入経費を支援する制度で、幅広い業種の企業が利用可能です。

IT導入補助金を活用することで、中小企業は必要なデジタルツールを導入しやすくなり、業務の効率化や生産性の向上を図ることができます。さらに、デジタル化を進めることで競争力を高めることができるため、この補助金の活用は企業にとって大きなメリットとなるでしょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
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