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2025年2月10日【農林水産省】令和7年度「病害虫・雑草の防除対策の高度化事業」公募

農林水産省は、令和7年度「病害虫・雑草の防除対策の高度化事業」の公募について発表しました。
農薬散布分野においてニーズの高まっている農業用ドローン、常温煙霧等の省力的・効果的な農薬の散布技術を活用した農薬散布の推進のため、使用者のニーズを踏まえ、それらの技術を活用した散布への適用拡大、防除方法の実証・確立を実施するとともに、生産量が少なく利用できる農薬に制限のある農作物への防除体系の確立について、農薬登録の維持・拡大に必要な以下の試験を支援します。
対象とする農薬適用拡大の試験
・農薬製造者等に農薬登録の申請の協力が得られるもの
・農薬製造者等による自主的な試験実施が見込まれないもの
・有効な登録農薬が限られているもの
・事業終了後に農薬登録拡大に必要な例数に使用するもの
公募期間
2025年2月7日(金)~2025年3月7日(金)
農耕地は自然とは異なる環境であり、さらに栽培植物は品種改良などによって自分自身を守るための能力が低下している傾向にあります。
そのため、農業では病害虫被害をどう防ぐかが重要な観点です。
農薬は病害虫や雑草による収穫の減少を防ぐために用いられます。一方で、人体に対する毒性・副作用を有している可能性もあるため、国内では安全性確保のための試験・規制があり、登録された農薬のみが販売されています。
近年は、農業用ドローンや常温煙霧などの新たな散布技術が登場し、これらの技術に最適な農薬のニーズが高まっています。
ほかにも生産量が少なく、使用できる農薬が少ない農作物もあり、こうした農作物に対応した農薬の充実も求められています。
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