注目のスタートアップ

オールインワンビジネスメッセンジャー「チャネルトーク」を運営する「Channel Corporation」が11億円調達

company

2025年1月24日、株式会社Channel Corporationは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は51億円となりました。

Channel Corporationは、オールインワンビジネスメッセンジャー「チャネルトーク」を運営しています。

AIチャットボット、接客チャット、CRMマーケティング、インターネット電話、ビデオ通話が可能なビジネスメッセンジャーです。


近年、顧客体験を重視する企業が増加しています。

顧客体験とは、顧客が製品やサービスを購入する前から、購入時、利用中、さらに利用後に至るまでの一連の体験を指します。この体験を良質なものにすることで、顧客の満足度やロイヤリティを向上させ、サービスや製品の継続利用につなげることができます。

顧客体験が重要視される背景には、製品やサービスの差別化が難しくなっていること、さらにSaaSやサブスクリプション型ビジネスの増加に伴い、既存顧客を維持することが企業の成長において重要な要素となっていることが挙げられます。顧客が長期にわたりサービスやプロダクトを利用し続けるには、単に製品や価格で選ばれるだけでなく、利用する中での体験そのものが価値あるものと感じられることが求められます。

良質な顧客体験を提供するためには、カスタマーサクセスやカスタマーサポートの強化、CRM(顧客関係管理)の活用、そして顧客とのエンゲージメントを深めるためのコミュニティーの構築や運用といった取り組みが必要です。こうした取り組みにより、顧客との長期的な信頼関係を構築し、ビジネスの成長を促進することが可能になります。

「チャネルトーク」は、Webチャットやビジネスチャットによるリアルタイムな顧客対応や、CRM昨日、自動対応による効率化などにより、顧客体験を最大化しています。

サービスの成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AIチャットボット BtoB Channel Corporation CRM オールインワン チャット チャネルトーク ビジネス ビデオ通話 マーケティング 接客 株式会社 資金調達 顧客体験
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「もりおかSDGsファンド」が日詰平井邸に残された醸造所の復活を目指す「平六醸造」に出資
2023年6月16日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、FVC Tohoku株式会社が盛岡信用金庫等と共同で設立したもりおかSDGs投資事業有限責任組合(もりおかSDGsファンド)より、株式…
モビリティ・データ・プラットフォーム「スマートドライブ」とIoTプラットフォーム「ソラコム」がプラットフォーム連携開始
2020年10月30日、株式会社ソラコムは、株式会社スマートドライブと、プラットフォーム間連携と協業ソリューションの開発を開始したことを発表しました。 ソラコムは、IoTを実現するために必要となるIo…
BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data Platform(EDP)「aimstar」を提供する「スプリームシステム」が5.1億円調達
2023年6月23日、スプリームシステム株式会社は、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スプリームシステムは、BtoC企業のグロースを⽀援するEngagement Data…
iPS細胞を利用した水疱性角膜症に対する再生医療等製品開発の「セルージョン」が11億円調達
2022年1月7日、株式会社セルージョンは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 「増殖性に優れるiPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す技術」と「簡便な手技で属人的技術を不要…
デジタルウォレットアプリ提供の「Kyash」が49億円調達
2022年3月17日、株式会社Kyashは、総額49億円の資金調達を実施したことを発表しました。 デジタルウォレットアプリ「Kyash」を提供しています。 アプリから仮想的なVisaカードを発行でき、…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集